保育者が身につけたい保育のこころえ 保育の基礎から危機管理まで

保育者としての心構えや立ち振る舞い、園で勤める上での様々な対応や危機管理を網羅！
園での様々な仕事の仕方や対応、危機管理とともに、事後の対応などを1冊にまとめました。
新任職員の育成や研修にも、園で何かあった際に参考書としても最適。
園や保育士に何かあった場合に是非備えておきたい1 冊。
すぐに使えるチェックシートや報告書などの用紙を巻末に収録。コピーや参考にしてお使いいただけます。

園を評価する場合、その園の職員の対応や保育の態度がよく引き合いに出されます。
職員の誰もが、その組織にふさわしい立ち居振る舞いや言葉遣いを備えているのが理想的なのですが、そうかといって、あたかもマニュアルによって習得したように、誰もが同じようにほほえみ、同じ対応をするというのでは人間味が感じられません。形はあっても心がないからです。
　対応と接遇で肝心なことは、どなたに対しても真心を込めた受け答えやおもてなしができるように、体と心に基本を覚え込ませることと時と場に応じた立ち居振る舞いや言葉遣いができるかどうかにあります。

【著者紹介】
牧野桂一 : 大分市生まれ。１９７０年大分大学卒業。大分県内の小学校、大分大学附属養護学校に勤務の後、大分県教育センター研究員として教育相談に従事、研究部長を経て公立小学校教頭へ。その後、大分県教育庁参事、教委特別支援教育推進室長から、大分大学客員教授、大分県立臼杵養護学校校長、新生養護学校校長へ。その後、筑紫女学園大学文学部教授、人間科学部教授、筑紫女学園大学教授兼附属幼稚園園長、東亜大学客員教授、純真短期大学客員教授、九州大谷短期大学講師。その間、大分県警少年課課サポートセンターアドバイザー、日本童話祭全国児童生徒俳句大会選者、兵庫教区保育連盟研究顧問等を勤める。１９９７年、心身障害児教育財団より「辻村奨励賞」受賞。現在、社会福祉法人藤本愛育会理事、大分こども発達支援研究所所長、九州大谷短期大学講師、東亜大学・純真短期大学客員教授、全国保育心理士会代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）