沖縄有事 ウクライナ、台湾、そして日本-戦争の世界地図を読み解く

牧野愛博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163916859
ISBN 10 : 4163916857
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
264p;19

内容詳細

プーチンのウクライナ侵攻の次は、習近平の台湾だ。元米軍司令官が「6年以内」と指摘した極東有事。日本の準備は出来ているのか

目次 : 第1章 ウクライナ危機が示した新しい事実/ 第2章 ウクライナ危機はアジアの安保にどんな影響を与えたのか

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 大泉宗一郎 さん

    ロシアによるウクライナ侵攻、台湾有事など、現在の日本を取り巻く安全保障を解説しながら、沖縄と日本の防衛の現状を、自衛官や米国・韓国の有識者らの取材を交え丁寧に解説したドキュメント。近年の情勢、それに対する防衛相の動向、そこから浮上する国課題を鑑みてもやはり明るい未来は望むべくもない様子。台湾有事の観点から沖縄の防衛強化を主張しつつ、住民への配慮を欠かしてはならないという自衛官や筆者の意見は、現実主義に基づく観点という点も含め好感が持てた。知識がないと読みづらいのが、一読に値する一冊で非常に勉強になった。

  • バルジ さん

    良書。安全保障を得意とする著者のまさに面目躍如な1冊。記者として実際の現場を訪ねつつ専門家の議論を参照しながら「国民的議論」の重要さを説く。本書の特徴の1つは専門である朝鮮半島、殊に韓国の安保専門家の視点が要所要所に挟み込まれている点であろう。日本では台湾有事議論の際、朝鮮半島は影が薄いが、アメリカとの軍事同盟を結びつける強力な軍事力を保有する主要アクターの1つである。そんな韓国の視点は日米中心になりがちな台湾有事議論に違う視座を与える。また南西諸島の首長の言葉は悲痛。有事が現実にならないことを祈るばかり

  • takao さん

    ふむ

  • ひにょ さん

    やはり日本という国は軍事、つまりは自衛隊の強化や方針の策定に過度に敏感になっているような気がしてならない。あくまでも僕の意見としてではあるが、現在の日本を取り巻く情勢を考えたとき、憲法に正規軍の存在を明記し、その活動について明確に決めることができれば、より効率的な軍隊としての運用が出来るはずだ。 (文字数の関係で2つに渡ります)

  • Jun Masuno さん

    タイトルに惹かれて読む ウクライナ侵攻から始まる、世界の動向の不安定さから十分に想定される事態 現状が詳らかになるにつれ、心配と不安しかなく けど目を瞑る訳にはいかない、大事な事柄で皆で議論すべき話題です

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牧野愛博

朝日新聞記者、広島大学客員教授。1965年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、大阪商船三井船舶(現・商船三井)に入社。1991年、朝日新聞社入社。瀬戸通信局、政治部、販売局、機動特派員兼国際報道部次長、全米民主主義基金(NED)客員研究員、ソウル支局長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行され

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