幻想と怪奇 7 ウィアード・テールズ 恐怖と冒険の王国

牧原勝志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784775319529
ISBN 10 : 4775319523
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
288p;21

内容詳細

1923年、狂騒の20年代のさなか、シカゴに創刊した奇妙な雑誌『ウィアード・テールズ』。それまでのパルプマガジンにはなかった「幻想と怪奇」の専門誌だ。伝統的なゴースト・ストーリーや怪物譚にとどまらず、クトゥルー神話や蛮人コナンの冒険など、SFを含む新たな怪奇と驚異、恐怖と冒険の物語を掲載、H.P.ラヴクラフト、ロバート・E.ハワード、クラーク・アシュトン・スミス、シーベリー・クインら特異な作家たちの活躍の場となった。ジャズエイジからロックンロールとコミックの50年代まで、自由な想像力の王国としてアメリカ全土の読者を熱狂させた、伝説の雑誌のグリンプスを、ここに伝える。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 帽子を編みます さん

    柳下亜旅「蛙中人」の感想です。最初の文章を読み始めたら、流れるようにツルツルと物語世界に入り込んでいきました。文章が呼吸と合うようで、目が追う速度、息を継ぐ長さと一致するかのようです。骨董市で買った蛙の置物から始まる物語。素晴らしい幻想世界が広がりました。蛙たちの食事シーン、神さまになるために求められる儀式、脱出するための方法、結末、あったかもしれない、でも見たことがないような、語りが素晴らしいお話でした。一読の価値ありです。

  • あたびー さん

    #日本怪奇幻想読者クラブ 今号は雑誌「ウィアード・テールズ」の威光を偲ぶ特集。ラヴクラフト、アシュトン・スミス、ハワードら、そしてシーベリー・クインのクリスマス譚に至るまで十二分に堪能させてもらった。ウィアード・テールズとはどんな雑誌だったのかの解説。井上雅彦氏と深田亨氏の今号の趣味に沿った短編。投稿により掲載されたのは勝山海百合氏の翻訳と、伊藤なむあひ氏、そして不肖子の短編でした。お腹いっぱい!

  • ワッピー さん

    読み友さんの作品を読むために買ったものの、それ以外は1年超の放置後に読了。ワッピーの放置歴の中ではごく軽微な部類で済みました。『ウィアード・テールズ』の復刻に新投稿も加えたもので、ラヴクラフト・スミス・ハワードの御三家、女性作家特集、北欧や聖書に材を採った幻想譚など読み応えある巻でした。グラビアの表紙特集も時代を感じさせてまたよし。国産の作品もまた大いに楽しめました。ワッピー的には隠秘な世界をのぞく「降誕祭」、ヴァイキングとメシアの交錯「道」、そしてコミカルかつ妙にSFチックな「蛙中人」が印象的でした。

  • Yui.M さん

    『天使についての試論』by 伊藤なむあひ、設定がぶっ飛んでいるし、読んでいくうちに人間の残酷さは置いておいて(!)「天使」なるものがどんどん気味の悪い生き物に思えてくる。引き込まれて読んだ。(読み始めてすぐにガルシア・マルケスの天使を思い浮かべたが作者の思惑通りということか) 『蛙中人』by 柳下亜旅、蛙が好きでなければ思いつかないだろう蛙の世界。女房の所に戻れるのかはらはらした。が、まさか帰ったのがあそこ(?)だなんて。面白く読み進めた。

  • 5〇5 さん

    ワクワク、ドキドキの「ウィアード・テールズ」の特集です。この世ならざるもの、フリーク、ヒロイック・ファンタジー、マシン・モンスター、怪奇現象、魔女などなど自由な発想と奔放さが楽しいですね。読んで面白いB級的なエネルギーを感じます。紹介されている表紙絵もパルプマガジンらしくて見ていて飽きません。

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牧原勝志

『幻想と怪奇』編集室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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