Books

数学用語と記号ものがたり

片野善一郎

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784785315337
ISBN 10 : 4785315334
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小学校から高校までの教科書で目にする数学の「用語と記号」。本書では、その時代背景や翻訳過程での変遷を交えながら、数学史とは別な視点から、数学の発展に影響を与えてきた脇役たちの由来について解説する。

【著者紹介】
片野善一郎 : 1925年東京都出身。東京物理学校(現、東京理科大学)高等師範科数学部卒業、元、富士短期大学教授(専門は数学史、数学教育史、科学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
数学といえば一般にはとてもむずかしいイメ...

投稿日:2021/02/22 (月)

数学といえば一般にはとてもむずかしいイメージがありますが、「ものがたり」と銘打っているように非常にわかりやすく解説がされている一冊です。専門的で難解な内容ではなく、数学史に関する本なのでとても読みやすいと思いました。

Ein さん | 東京都 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たか

    あくまで数学用語や記号の歴史がメインだから数式はちょっとしか出てきませんので数学苦手な人も大丈夫です。

  • Mori

    数学の用語や記号の起源や歴史が知れた。意外と凝り固まっていた自分の先入観を認識し、破壊するよいきっかけになった。たまに、読み返して、メンテナンスすべき。

  • まじぇすた

    つまらなかった。マメ知識にはなる(方程式の「方程」に言葉としてあまり意味が無いとか)が、数学にしては曖昧で世界史としては脈絡の無い文章で説明も分かりにくく、どちらの立場で読んでも苦痛だった。著者の主観が多々あり1次引用かどうかも疑わしく思えてきてしまった。いっそのこと、索引順の辞書方式で淡々と書かれている方が良かった。この本の主題と外れるが、ほとんどの用語の語源が「ラテン語の何々から」で説明されるのだが、そのラテン語(の音や綴り)の生まれを気にしないのがいつも不思議。

  • センケイ (線形)

    ここから得られるものは単なる雑学にとどまらない。数学という、抽象化の極みのようなものを、人間がどのように表現してきたかのプロセス。それは、抽象的な要素を実装するための手順そのものと言ってもいいのではないか。また、個々の単語についても、言葉の上で新しい概念を知ることができた。例えば「解析」という言葉は、後ろから辿っていくという意味があると初めて分かった。弓の弦や測量になぞらえて解釈するなどの、直観的な理解を試みようとした形跡も面白い。まれにではあるが、その方が有意義な訳語になっている場合もあるようだ。

  • ハルトライ

    数学用語って、どういう成り立ちで出来ているんだ、という自分に突然湧いた疑問をこれほどまでにストレートに回答してくれる本があったとは。しかも、意外と細かいところまでキッチリ調べてあって、ただ「西洋ではこう呼ばれていた」という話にとどまらず「そこからどうやって日本に入ってきたか」まで分かりやすく表現している。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items