歴史は予言する 新潮新書

片山 杜秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106110214
ISBN 10 : 4106110210
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
追加情報
:
288p;18

内容詳細

「1秒遅れの時計は永遠に合わない。しかし、止まっている時計の針は必ず合う」。現代人はインターネットやSNSを駆使して「最新の情報」を追い求めるが、すべての情報はどんなに速くても「1秒遅れ」で届く。一方、止まった時計は一日に二度、正確に“今”を指し示す。未来を見通すには、現在を追いかけるより過去を振り返るほうが有効なこともある。週刊新潮の看板コラム『夏裘冬扇』待望の書籍化。

【著者紹介】
片山 杜秀 : 1963(昭和38)年生まれ。思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、同大学法学部教授(専門は政治思想史)。著書に『音盤博物誌』(吉田秀和賞、サントリー学芸賞)、『未完のファシズム』(司馬遼太郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    週刊新潮に連載コラムのセレクション版。週刊誌の連載というと埋め草のような駄文が多い中で、流石に片山先生、歴史が予言しているかのような、成程というヒントが散りばめられている:なぜヒトラーはスイスを攻めなかったか。プーチンはネフスキー、習近平はパドゥというタタールの軛。ロシアにとってのウクライナはアメリカのカリブ海(キューバ危機)。地球祖国主義はトロツキー的。朝鮮半島をめぐる日本の外交史。大川周明の「インド人よ来たれ」など。コラムの最後の一文が、落語のオチのような本音で締め括られるのも魅力で、面白く読める。 

  • Tatsuo Ohtaka さん

    「週刊新潮」連載の人気コラム「夏裘冬扇」が単行本化。2019年4月〜23年4月の間に起こったさまざまな問題を、博覧強記の思想史研究者が歴史を素材に切りまくる。単行本化に際しテーマ別に並べ直した編集にいいね!

  • Go Extreme さん

    天皇制: 天皇≒ヴィオラ 大陸の男系・太平洋の女系 宰相と政治: 令和おじさん 弁護士とデマゴーグ 下剋上の精神 正常化バイアスの伝統 増上寺幻想 国民生活: 社会保障と鬼 正社員の帝国の興亡 下意上達にブラヴォーを 少子化する→蛮族 ローマ帝国衰亡史 災厄: 政治の幼稚化 平安貴族≒同時代人 時代の申し子: 瀬戸内寂聴さん 極東の持たざる国: 地域祖国主義・地球資本主義 アメリカの壁 帝国の滅び方 政治7分・軍事3分 歴史はやはり繰り返すのか: キューバ・ウクライナ・台湾危機 ロシア・ソビエト史

  • Nakaindia さん

    思想はともかく、明治時代のハワイとの安全保証条約構想や日露戦争の相手指揮官は軒並みウクライナ人、などなど味のある知らない話が面白かった。メモ「民主主義国家は自然にはできない。自由主義や個人主義の理想を掲げ、国民の権利を守る法律を綿密に作成し、不断に更新してゆく。六法全書の分厚さ。法的文書作成のプロがいてこその民主主義」、、なるほど。

  • happy3939 さん

    過去の歴史から未来予測する内容かな?と期待したが、なんかよくわからない内容だった

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人物・団体紹介

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片山 杜秀

1963年宮城県仙台市生まれ。政治思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。大学時代からライター生活に入り、『週刊SPA!』で1994年から2003年まで続いたコラム「ヤブを睨む」は『ゴジラと日の丸―片山杜秀の「ヤ

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