惑星

片山令子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896293692
ISBN 10 : 489629369X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;20

内容詳細

目次 : 1 石(惑星/ 十力の金剛石 ほか)/ 2 リボン(リボンのように/ 風の灯台 ほか)/ 3 音(いっしょに歌う歌/ おつきさま ほか)/ 4 ひとり(クーヨンの質問にこたえて/ 本は窓に似ている ほか)/ 5 ひかり(あたらしいノートへ/ 記憶の種子をついばみながら―なつかしい丘をのぼる ほか)

【著者紹介】
片山令子 : 詩人。1949年生まれ。詩集『贈りものについて』、詩画集『ブリキの音符』、絵本『たのしいふゆごもり』など、数多くの名作を著した。また、物語の執筆や絵本の翻訳も手がけた。1984年より2018年まで定期的に「ひかりのはこ」などの個人詩誌を発行した。2018年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タピオカ さん

    詩人の片山令子さんのエッセイ。「リボンのように」「さあ、残っているのは楽しいことだけ」「本は窓に似ている」「子供からの夢のほうこく」がお気に入り。優しい言葉に光や風や音楽を感じ、もっと日々を大事にしたいと思った。ご主人片山健さんの絵も好き。おふたりの『たのしいふゆごもり』の絵本から読み直してみよう。

  • mntmt さん

    昨年の春、亡くなられていたなんて知りませんでした。とても綺麗な心を持った方です。

  • チェアー さん

    子どもから学び、信じた言葉を綴った詩人。自分たちを天体、惑星に例えたエッセイは秀逸。適度な距離を保ち、見守ること。距離が一定であること。それが家族という存在だと。片山健の妻。北村太郎との関係も出てきて、私としては読み応えのあるエッセイ集だった。

  • belle さん

    楽しいこと。嬉しいこと。悲しいこと。そして昔のこと。今のこと。片山令子さんの言う〜くっつき過ぎないという引力を持って〜惑星のように連なりまわる感覚が、ページをめくる私の指から体の芯に入りこんだ。特別な時間も何気ない日常も違っているようで、どれもみな大切だと気づく。チューリップ柄の靴下や白い服を買ったのは、この本のせい。いえ〜何の理由もなく〜。久しぶりにディヌ・リパッティの弾くショパンのワルツ集を聴いた。この本を読むことは、そっと泉のほとりにたたずむよう。何かが湧きあがり、自分の思い出と現在に向き合った。

  • pirokichi さん

    2018年に亡くなった詩人・片山令子さんのエッセイ集。以前読んだ『活発な暗闇』(江國香織編)で片山令子さんの詩に出会い、とても惹かれた。詩集を読みたくて探したけど手に入らなくて、でもうれしいことに昨年11月発行の本書に出会った。「本はやっぱりいいなと思います。いつでも開いてくれる扉があり、重みがあり、背中がまっすぐで、胸に抱えることができます。」の、「背中がまっすぐで」がすごく好き。「ほんとうはさよならはいえない。ひとびとと永遠が住んでいる空の時間の中では。」夫の絵本作家・片山健さんの挿画もいい。

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