爆笑問題の死のサイズ 下 扶桑社文庫

爆笑問題

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594036256
ISBN 10 : 4594036252
フォーマット
出版社
発行年月
2002年07月
日本
追加情報
:
16cm,297p

内容詳細

「こうしてマンガは文化になった(手塚治虫、藤子・F・不二雄、梶原一騎、石ノ森章太郎、長谷川町子)」。「かつて純文学はポピュラーだった(坂口安吾、横溝正史、武者小路実篤、志賀直哉、井伏鱒二、安部公房、永井荷風、司馬遼太郎など)」。「総理大臣が必要だった頃(小渕恵三、田中角栄、佐藤栄作、岸信介、吉田茂など)」。爆笑問題が、死亡記事をもとに語りつくす20世紀人物列伝。

目次 : 1 こうしてマンガは文化になった/ 2 かつて純文学はポピュラーだった/ 3 芸術は爆発したか?/ 4 人生のクランクアップ/ 5 昭和を飾った大スターたち/ 6 味わいの老優たち/ 7 大女優の条件/ 8 ポップスはジャズより偉い?/ 9 総理大臣が必要だった頃/ 10 喜劇王、全員集合!/ 11 笑いの創始者たち

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 麦焼酎 さん

    上巻に続いて下巻もサクサク、スナック菓子くらいの軽さで読みました。扱っているのは人の「死」だけれども。漫画家の藤子不二雄はAとFで作風がかなり違う。みんなドラえもんやオバQを描いたFのほうが明るい作品だと思い込んでいるけれど、実はFのほうが残酷という大田の考察が面白い。空想の中での希望は残酷さの象徴、誰も助けてくれないから自分で恨みをはらす!というAの描いた魔太郎やらのほうが現実的だから残酷さは薄いということは言われてみれば確かにそうだよなあと。ああ、だから私はハッピーエンド作品が嫌いなのか。

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