燃え殻

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本

ボクたちはみんな大人になれなかった

燃え殻

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784103510116
ISBN 10 : 4103510110
フォーマット
：
本
出版社
：
新潮社
発行年月
：
2017年06月
発売国
：
日本
追加情報
:
１５６ｐ；20

内容詳細

糸井重里、大根仁、小沢一敬、堀江貴文、会田誠、樋口毅宏、二村ヒトシ、悶絶！　昔フラれた彼女に、間違えてフェイスブックの「友達申請」してしまったボク。43歳独身の、混沌の一日が始まった。連載中からアクセス殺到の異色ラブストーリー、ついに書籍化！

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 風眠 さん

    読了日：2017/11/06

    インターネットが当たり前のように普及し、何でもすぐに調べる事ができるようになった。しまっておいた方が美しい思い出も、好きだった人の今も、簡単に検索できてしまう。それって、どうなのかと考える。過去は、どう頑張っても過去だ。過去に終わっている事は、もう終わっている事なのだ。そんなふうに思うのは私が女だからかもしれない。男の人とは違う諦め方で、今に納得しようとする。忘れられない夢の続きは、そっと心で見ていたほうがいい。今、その人が隣にいなくても、かつて同じ時を過ごし、同じ空気を共有した事実は変わらないのだから。

  • うっちー さん

    読了日：2018/05/01

    なんとも言えない読後感。評価が難しい

  • ❁かな❁ さん

    読了日：2017/11/09

    Twitterで話題で読みたいと思っていた作品。これは20代の人よりもある程度年齢を重ねた人が読むとより一層沁みるだろうなぁ。43歳の主人公がかつて自分よりも好きになってしまった元彼女にFBで友達申請してしまうところから始まる。読んでいるといろんな記憶が蘇ってくる。男性の方が特に自身と重なるところあるかも？似たような経験がない人でも誰かを本気で愛したことのある人ならきっと心の奥深くに閉まっていた色んな想い出が溢れ出てくると思う。数回涙してしまった。気持ちわかると思う文章も多かった。コメント欄にて一部ご紹介

  • おしゃべりメガネ さん

    読了日：2017/12/29

    『アメトーク読書芸人』で取り上げられていた作品です。主人公の年齢が４３で、舞台の大半が過去の９０年代なだけに自分的にはドンピシャな作品でした。淡々と状況なり対話を描写する作風なので、合う合わないがハッキリ別れる作品だとは思いますが、自分の年代にはとても懐かしく感じました。ラインやフェイスブックが当たり前の若い年代の読者が読んでも、少し雰囲気は伝わりにくいかもしれませんね。ガッチリハマる作品ではないかもしれませんが、時折こういう作品にふれるのもいいのかなと思います。ルポ風な描写がとても新鮮に感じました。

  • ナイスネイチャ さん

    読了日：2017/10/09

    図書館本。四十代(私)が二十代の頃を思い出させる作品。しかも男性限定。女性の恋愛は未来にベストを求め男性は過去のベストを懐かしむ。こんなに綺麗ではないですが。

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燃え殻

１９７３（昭和４８）年神奈川県横浜市生れ。２０１７（平成２９）年、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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