放射線治療における高エネルギー電子線の吸収線量測定マニュアル

臨床業務においての電子線測定を精度よく簡便に測定できるように配慮されたマニュアル。測定理論に加えて例題とともに市販の４３種類の電離箱の線質変換係数（ｋＱ）Ｅおよび校正定数比（ｋＤ，Ｘ）Ｅ表を作成したことに特徴がある。

目次 : 第１章　がんの放射線治療と医用電子加速装置/ 第２章　放射線治療用の電離箱線量計およびカロリメータ/ 第３章　放射線治療用測定ファントム/ 第４章　吸収線量測定の空洞理論/ 第５章　電子線エネルギー/ 第６章　水吸収線量校正定数を採用した吸収線量測定/ 第７章　高エネルギー電子線における吸収線量測定プロトコル/ 第８章　例題/ 第９章　水ファントムにおける吸収線量測定シート/ 第１０章　電子線治療における医療事故防止対策

【著者紹介】
熊谷孝三 : １９７１年九州大学医学部附属診療放射線技師学校卒業、財団法人結核予防会福岡県支部。１９７２年国立病院九州がんセンター。１９８９年国立熊本病院。１９９２年国立療養所南福岡病院。１９９７年国立病院九州がんセンター。２０００年国立病院長崎医療センター。２００３年国立療養所福岡東病院。２００４年国立病院機構福岡東医療センター（上記名称変更）、九州大学大学院工学府エネルギー量子工学専攻博士後期課程修了、博士（工学）。２００５年第５７回保健文化賞受賞、福岡県知事表彰受賞。広島国際大学保健医療学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

熊谷孝三

広島国際大学名誉教授（工学博士）。九州大学大学院工学府エネルギー量子工学博士後期課程修了。厚生労働省診療放射線技師国家試験委員、日本高等教育評価機構大学機関別認証評価員。広島国際大学客員教授・大学院総合人間研究科長・保健医療学部長・診療放射線学科長、九州大学医学部非常勤講師、京都医療科学大学医療科学

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