追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る 1 オーバーラップ文庫

瀬戸夏樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865544923
ISBN 10 : 4865544925
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
345p;15

内容詳細

最弱の鑑定士が育てる最強のギルド!

大手ギルドに所属する鑑定士・ロランはギルド長・ルキウスの嫉妬により、ギルドを追放されてしまう。
そんなロランに救いの手を差し伸べたのは、以前、ロランが助けた女魔導師・リリアンヌだった。
リリアンヌから力を借りてギルド『精霊の工廠』を立ち上げたロランは、『鑑定士』の能力を駆使して、人材の雇用を開始する。
ロランが声を掛けたのは、問題を抱え、社会から爪弾きにされた者たちばかり。
しかし、彼女たちはロランが才を見出し指導することによって成長し、唯一の才能を開花させていく――!
最弱の鑑定士が贈る人材育成ファンタジー、開幕!

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    『金色の鷹』を大ギルドに成長させる手助けをしてきた鑑定士のロランだが、ギルド長ルキウスにもう用済みだとギルドから追放される。途方に暮れる中、かつて助けた女魔導士リリアンヌに励まされ、錬金ギルド『精霊の工廠』を立ち上げるが…。利用価値がないと見限られたロランの鑑定スキルですが、隠れた才能やスキルを見抜いて優秀な人材を登用・成長させてギルドを大きくしていく成り上がり展開が非常に痛快で面白い。ルキウスの様々な妨害が腹立ちますが、金と権力に物言わせる彼のやり方に反発する人々がロランの味方になっていく様子も良かった

  • こも 零細企業営業 さん

    隠れた能力まで見透せる育成の鬼を自身の地位を安定させる為にギルド長が組織から追い出し、彼に仕事が行かないように仕事斡旋をする組織にも圧力をかけて困窮するように仕向ける。でも、ライバル組織の幹部から支援を受けて工房を設立して装備を修繕するアイテムを作るための人員の育成をしていく。そこから始まるライバル組織の躍進、そして、主人公の人材集めと育成。鍛治仕事を厭うエルフ族の娘に家族を説得して銀細工をさせたり、ライバル組織の団員達を育成もしていく。そして、ある程度育った処で終わる。なんと中途半端な。次巻はよ!

  • まっさん さん

    ★★★ 戦闘に関しては平々凡々であるものの、その分鑑定士としての能力に全てを注ぎ込んでいるといっても過言ではない主人公ロランは大手ギルドに所属し、様々な冒険者を育成することに情熱を注いでいた。そんな彼は昇進などには微塵も興味はなかったものの、ギルド長ルキウスの嫉妬によって理不尽にもギルドを追放されてしまう。意気消沈し、行く宛もない彼を助けたのは以前彼が助けた魔術師リリアンヌだった。彼女の助言から錬金術ギルド「精霊の工廠」を設立し、持ち前の鑑定スキルで平凡な日常に埋もれている人材を次々雇用し、→

  • しまふくろう さん

    表紙が可愛くて購入。挿絵も大変宜しい。特にリリアンヌが可愛らしくて素晴らしかった。 物語はギルドを解雇に追い込まれた鑑定士が別のギルドで活躍する話。いわゆる追放ものの王道みたいな展開で判り易い。 あと、これは個人的な嗜好の問題で作品に問題はないんだけれど、主人公側も敵役側も役割が判り易い一方で、物語やキャラに魅力を感じなくて物凄く困った。絵はとても素晴らしいので、続刊に期待したい。

  • 真白優樹 さん

    大手ギルドに属するもギルド長の嫉妬で追放された鑑定士の青年が、かつての弟子の導きで新たなギルドを作り最強のギルドを作る物語。―――今ここに始まるは、全てを見返す彼だけの英雄譚。 追放ものの中では割と特殊な立ち位置に属するであろう作品であり、冒険者育成とギルド同士の卑怯な手段ありありの暗闘に重きが置かれた、王道でありながら一風変わった独特の面白さが癖になる物語である。かけがえのない仲間達とともに始まる反逆、始まったばかりの戦いの行方が今から楽しみになってくる次第である。 次巻も早く読みたいものである。

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