寂聴 残された日々 朝日文庫

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022650276
ISBN 10 : 4022650273
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
242p;15

内容詳細

「私の九十過ぎての遺言になっているのかもしれない」―ふと甦る徳島での日々や愛した人への思い、予想だにしなかったコロナ禍での生活、そしていよいよ迫りくる「死」について。著者が亡くなる直前まで書き続けた朝日新聞連載エッセイから、新たに15本を収録。

目次 : 女流作家の訪れ/ 続・女流作家の訪れ/ 防空壕/ もう一人の男/ 春画展に行こう/ 高橋源一郎とSEALDs/ 罰か慈味か/ 幻人横尾忠則さんの幻画展/ 明日はしれない今日の命を/ 老いていく被災者たちは〔ほか〕

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年徳島県生まれ。小説家、僧侶(天台宗権大僧正)。東京女子大学卒。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞し、作家生活に入る。73年に得度し、法名「寂聴」を得る。京都の嵯峨野に「曼陀羅山 寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など数多くの文学賞を受賞。2006年には、文化勲章を受章する。21年11月9日、京都市にて逝去。享年99(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaya さん

    寂聴さんが亡くなる前の6年間に書いたエッセイ集。死と病気についてたくさん書かれていて、とても重く、読んでいて落ち込んでしまいました。それでも、死ぬまでの最後の日々を懸命に生きた寂聴さんのことを知ることができて、よかったと思います。将来への心構えもできました。寂聴さん、ありがとう。

  • takakomama さん

    朝日新聞に連載された、著者が90代のエッセイ。家族や友人たち、見送った人々の思い出など。私の実家の父母も90代。施設にいる母、体調をくずすことが多くなった父の姿も重なって、90代のリアルな日々だと思います。戦争を生き抜いた人の生命力は強いなあと感心します。

  • やぎ さん

    瀬戸内寂聴さんが住職を務めたお寺を参拝してきた。お亡くなりになったのが2021年11月9日。最後に書かれたエッセイがその一か月前の10月14日でした。流石に明るい話題は少なく、自分より先に天国に行った人の事や、自分の死を見つめたエッセイが多かった。最後のエッセイである「卵焼きの思い出」の他、防空壕でお亡くなりになった母の出来事が何度も登場した。あの世で母とお会いできたろうか。合掌。

  • 陽 さん

    年老いても、死ぬ間際であっても、貪欲に色んな事に関心を持つ、それがあった人なんだと感じました。

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人物・団体紹介

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瀬戸内寂聴

1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章。11年『風景』で第3

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