なぜ尾崎豊なのか。 明日が見えない今日を生きるために

瀬川正仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862381705
ISBN 10 : 4862381707
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
19cm,325p

内容詳細

傷つき、抵抗し、そして問い続けて、26年の短い生を駆け抜けた尾崎豊の歌に、それぞれが抱える深い孤独を癒された新旧の若者たち。彼らの証言と尾崎の9篇の詞を通して現代日本を照射するノンフィクション。

【著者紹介】
瀬川正仁 : 東京生まれ。早稲田大学文学部卒。映像作家としてアジア文化、マイノリティ、教育問題などを中心にドキュメンタリや報道番組を手がける。日本映画監督協会会員。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tom Ham さん

    読了!好みが分かれる本だと思う。自分は面白かった! 若い頃自分がはまりにはまった尾崎豊。彼についての本だと思い手に取ったが、尾崎豊の曲の歌詞を通してみえてくる、今の時代についての批評だった。自分が中高生の頃、1980年代はバブルに沸きたっていた時代。経済的発展が人を幸せに導くという時代に疑問を投げかけた尾崎。26年という期間で生きることの意味、人間の本質を追い続けたその生き方は、今でも共感してしまう。死後20年近くたった今なお、輝いている尾崎の魅力を再認識した。

  • mralberteinstein さん

    小林秀雄の『考えるヒント』に収録されている「悲劇について」を読んでいたら、雷に打たれたように尾崎豊のことを思い出した。彼の言う「悲劇」はまさに尾崎の生き様に当てはまるだろう。以下は「悲劇について」からの引用。

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瀬川正仁

東京生まれ。ノンフィクションライター。1978年、早稲田大学第一文学部卒業。映像作家としてアジア文化、教育問題などを中心に、ドキュメンタリーや報道番組を手がける。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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