ウェイプスウィード ヨルの惑星 ハヤカワ文庫

瀬尾つかさ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150313364
ISBN 10 : 4150313369
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
368p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紫伊 さん

    広い宇宙の中で生まれ育った環境の全く違う二人だけれど、どこか重なる思考をもっていて互いに認め合うようなフラットな関係が好きだった。後半の彼女の決意と寄り添う彼の姿が眩しく、交渉の場面が読んでいて楽しい。一筋縄ではいかないであろう彼らのこれからの人生も二人で乗り越えていってほしいと思った。

  • よっち さん

    ミドリムシの変異体・エルグレナが生態環境を支配し、海面上昇により地表の大半を水に覆われた25世紀の地球。その調査に宇宙コロニーからやってきた研究者ケンガセンが、島嶼部で暮らす巫女ヨルと出逢う近未来SF。彼女と出会い数奇な運命に巻き込まれてゆくケンガセン。SF的な設定や立ち位置でガラリと変わる倫理観や考え方なども興味深かったですが、研究バカだった彼が価値観の違いに戸惑いながら交渉したり政治に振り回されたりしながら、人類が迎える新たな局面と、そんな中で育まれてきた二人の絆を感じる結末はなかなか良かったですね。

  • miroku さん

    「ソラリス」のその後。と言えば言い過ぎだろうか?瀬尾つかさ、要マーク!

  • ソラ さん

    最初はあんまり乗れなかったのだけれど3話目ぐらいからしっくりしだしてすっと入って来た印象。キャラ読みしてしまう癖のある自分としてはキャラは薄味かなという気がする。

  • イツキ さん

    ミドリムシの変異体が地球の生態系を支配した世界での物語。ヒトとは大きく異なる発展をした知性体との出会い、そしてその知性体とのやりとりを通じて人類の狭量さや臆病さを感じさせられました。自分たちを超える種族が現れることを恐れるあまり足元をすくわれるというのは現実でもありそうだなあと思います。ヨルがとても健気で可愛かったですね、ケンガセンとのやりとりも微笑ましくて面白かったですし続編が出て欲しいところです。

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人物・団体紹介

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瀬尾つかさ

第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。小説家になろうでは横塚司名義で『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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