約束の地、アンダルシア スペインの歴史・風土・芸術を旅する

濱田滋郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865592214
ISBN 10 : 4865592210
フォーマット
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;21

内容詳細

目次 : ■第1部: 歴史−−大航海時代まで / 第1話: 人は生きるためにアンダルシアを選んだ / 第2話: 西欧最古の文明がアンダルシアに花開いた 古代(1) / 第3話: カルタゴもローマも西の楽園をめざした 古代(2) / 第4話: 「ガデスの娘たち」がその魅力をふりまいた 古代(3) / 第5話: ゲルマン民族も南の地に面影を刻んだ−−西ゴートの聖者 中世(1) / 第6話: モーロ人が新しい文化の香りをもたらした 中世(2) / 第7話: イスラム盛期に東方からの大音楽家が住み着いた 中世(3) / 第8話: アル=アンダルスは詩人たちの住む国だった 中世(4) / 第9話: モーロ人たちが最後に咲かせた大輪の花 中世(5) / 第10話: ユダヤ人とのきずなは古くともけっして消えない / 第11話: ヒターノたちは定住しても「彼ら」であり続けた / 第12話: アンダルシアの歌には意外や、北スペインの声もこもる 近世(1) / 第13話: アンダルシアは、新大陸とヨーロッパをつなぐ環となった 近世(2) / ■第2部: スペイン統一後の文化 / 第14話: 山賊とその伝説もまたこの地の文化にほかならない / 第15話: またとない詩人のゆりかご、詩のふるさと / 第16話: この地に深く心を捕らえられた作曲家たち / 第17話: 画家たちは描いた−−目に見えぬはずの「歌」までも! / 第18話: 色も香りも咲きかたも、この地の花には粋な風情がある / 第19話: 宗教も「美」と「情」への感動なしには成り立たない / 第20話: 白壁の家並には長きにわたる文化の粋が秘められる / 第21話: 世に名高い「いい加減さ」も、人生の知恵に結びつく / 第22話: 粋やユーモア、誇りを生む、根源的な豊かさ / ■第3部: ヒターノとフラメンコ / 第23話: ヒターノ的なものがいつしか深く根を張った−−英雄となった闘牛士 / 第24話: フラメンコ通の詩人が書き残したひとつのエピソード / 第25話: アンダルシアとヒターノとは、魂までも分かち合えた / 第26話: アンダルシアの真心であり、脈動となった楽器たち / 第27話: 世界的で人間的なアルテを生み出すための「約束の地」 / *解説(川瀬佑介) / *参考文献一覧 / *アンダルシア地図/スペイン史年表

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読書メーターレビュー

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  • お抹茶 さん

    行ったことはないが,きっと独特な香りを持つであろうアンダルシア。イスパニスタの著者の筆と乾いた空気を写し取る豊富なカラー写真で,しばしアンダルシアを旅した気分になる。アンダルシアには海も山も河も平野もあり,自然環境の多彩さは人の暮らしを多様なものにし,文化も複雑にする。アンダルシアならではの生気と神秘感を見事に造形した音楽家はファリャ。古今東西のたくさんの民族や人種が引き付けられ,言語や文化習俗が混じり合い,フラメンコの音楽や舞踊のようにこの土地固有の色合いに染め変わった。

  • みかん さん

    濱田大先生の著作、ちゃんと読むのは初めてだったけど「音楽だけじゃなくてアンダルシアの全てを知って欲しい!」という熱量をひしひしと感じるし、そうした濱田メソッドを感じるのに適切な一冊だったと思う。読むとアンダルシア巡りをしたくなるし、スペインのピアノ音楽についてもっと勉強せねばと思う。ベティカ幻想曲も気になるし。あとヒメネスの「プラテーロとわたし」もいずれ読みたい。

  • ファルコファン さん

    おん年85歳、濱田滋郎さんのアンダルシア愛、フラメンコ愛にあふれた本。アンダルシアの自然、歴史、文化、民情を分かりやすく伝えたいという気持ちが伝わってくる。「フラメンコがそこに芽を出し、花を開き、実を結ぶように運命づけられた、そこしかない‘’約束の地‘’であったのだ」

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