新編・日本幻想文学集成 2

澁澤龍彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336060273
ISBN 10 : 4336060274
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
709p;22

内容詳細

虚空に飛ぶ能力を持った蹴鞠の名人の物語「空飛ぶ大納言」。奇想天外な食物幻想譚「饗宴」。中世室町時代を舞台にして、考証と空想のはざまを自在に往還する「開かずの箱」。夢の中の生と生の中の夢が迷路の中で呼びかわす「土偶木偶」。他全46編。

目次 : 澁澤龍彦(都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト/ 護法 ほか)/ 吉田健一(海坊主/ 饗宴 ほか)/ 花田清輝(歌/ 球面三角 ほか)/ 幸田露伴(雪たゝき/ 望樹記 ほか)

【著者紹介】
富士川義之 : 1939年生れ。文芸評論家・英文学者

池内紀 : 1940年生れ。文芸評論家・独文学者

種村季弘 : 1933年生れ。2004年没。文芸評論家・独文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    澁澤龍彦、吉田健一、花田清輝、幸田露伴を収録した『新編 日本幻想文学集成』第二巻。「エッセイの小説」と副題が付けられているように、エッセイと小説が混在した編集となっている。が、不思議とそこに、垣根は感じない。特に澁澤龍彦の作品に、その印象を顕著に感じる。そもそも澁澤は、同人誌に小説を発表してはいたものの、そのデビューは翻訳家としてだった。編者である富士川義之の解説に「澁澤龍彦は初期の頃から奇怪な幻想世界にも、ロマンティックなエクゾティシズムにも耽溺しすぎるということがない」とあるが、(つづく)

  • ハルバル さん

    なぜ今まで吉田健一の文章が苦手だったのか?全く猛省の次第。それくらい今巻では一番魅力的に感じられた。おそらく彼の文章のいい意味での酩酊感は私が幻想小説を読む時の気分と当てはまるからだと思う。私は酒を飲めないのだが、文章でしたたか酔わされる。旅先の温泉などで読んだらピッタリではないか。読んで真っ先に思い出したのはハイヤームの「ルバイヤート」で、「飲むほどに思考が明晰になる」と記すこの作家のなんとスマートな酒の飲み方よ。酔っ払って管を撒く方には見習って欲しいくらいだ。(それでも「時間」「沼」は難しかったが)

  • MUSHI MUSHI さん

    澁澤龍彦 吉田 健一を読むのがやっとでした。 特に澁澤龍彦に面白いものがありました。幸田 露伴になると 残念ながら日本語が辛くなりました。

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