手塚治虫の『ブッダ』読本

潮出版社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267018763
ISBN 10 : 4267018766
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
19cm,254p

内容詳細

生きる希望と勇気を与えてくれる手塚漫画の最高傑作「ブッダ」をより深く、より面白く、味わうためのガイダンス。創作秘話から映画化の舞台裏まで、壮大で深遠な“いのちのドラマ”を読み解く。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn さん

    いわゆる宗教漫画ではない。手塚氏が描くブッダは生涯悩みに悩みぬく。死の間際に、自分の人生が間違っていなかったかどうか、ブラフマンから言質を得ようとしたほどだ。つまり、喜び、怒り、嘆き、傷つく生身の人間である。氏も、仏とは人間であると言いたかったのかもしれない。

  • ゆき さん

    印象的だったのは、なだいなだ氏と多田道太郎の対談。 なぜブッダは王子として恵まれた生活をしていたのに嫁子を捨て出家し、悟りを開いたのか。それは、厳しい身分制がしかれたインドで、自分は恵まれた環境だったからこそ「喪失の不安」を強烈に感じており、それを克服するためだったという分析。幸か不幸か、ブッダは常人の十倍くらい感受性が鋭敏だった。人類初のHSPであり精神療法家となったブッダが悟りを得る過程は、その不安や苦悩を克服していく過程そのもの。そしてその方法を人々にも伝え、不安や苦悩に苦しむ人々を救おうとした。

  • ととろ さん

    十人十色で『ブッダ』を語る。なるほどそんな読み方もあるのね。『ブラック・ジャック』より先に描いてたとは知らなかった。私的には最後の四方田さんの言葉が腑に落ちた。映画化されたようだけど、私は観ていない。どう考えてもあの世界観を他人が表現できるとは思えないからだ。案の定、不評のようだが。

  • Yoshiteru Hayashi さん

    こちらも図書館で借りてきた本です。医学博士でもあり、手塚治虫の博識には驚嘆する者が多いのですが、「ブッダ」という作品は仏教の開祖を扱っい彼の想像も交えた壮大な人間ドラマ。様々な人の解説が掲載されており、改めて作品と手塚治虫の偉大さを学びました。

  • Shosei さん

    この種の解説本は、自分の視点とは別角度から作品を照射し、新たな気づきを与えてくれます。実務者ダイバダッタと、求道者ブッダが表裏一体のキャラクターだったこと。史実=仏典の記述と作者の創作の融合。冒頭、タッタとチャプラという架空の創造物がストーリーを牽引しながらブッダの誕生へと不自然なくつながってゆく見事な構成。仏教の創始者の生涯というツマラナイ題材をこれほど面白いお話に仕立て上げてしまうクリエーターは、古今東西探しても手塚治虫ただ一人です。

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