彷徨える日本史 皇国主義者、スプリンター作家三島由紀夫が『葉隠』で見た武士道の世界と陥穽

源田京一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344928442
ISBN 10 : 434492844X
フォーマット
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
241p;19

内容詳細

日本を代表する知的作家、三島由紀夫のクーデター未遂事件。しかし、この暴挙の謎は、今なお解けぬ昭和の大事件。この謎にも彷徨える日本史シリーズの著者が読者と共に手繰り寄せる、待望の第三弾。

目次 : 第1章 『葉隠』とはなんだ(『葉隠』武士道誕生の時代背景/ 佐賀藩 鍋島一族の歴史を知る/ 『葉隠』の作者たち 口述山本常朝、筆録者田代陣基/ 『葉隠』学習の実践(『葉隠』・管野覚明・講談社学術文庫))/ 第2章 明治維新―日本民族の思想史、哲学『葉隠』 姿を変える『葉隠』のゆくえ(「葉隠武士道」とは哲学か/ 山本常朝、『葉隠』の確信はどこにある 常朝の背負った三つの荷物/ 姿を変えた常朝の『葉隠』 明治の武士道)/ 第3章 三島由紀夫の「葉隠」入門(三島由紀夫を探索する/ 三島由紀夫が自身で選んだ唯一の読本 山本常朝『葉隠』の魔力/ 三島由紀夫、『葉隠』の確信はどこにあった 酷似した常朝と三島の立場)/ 第4章 『葉隠』は「令和」の時代に受容されていくか(働き方改革・女性総活躍時代に、おんなの受容があろうか/ 「自決と自殺のあいだ」、三島はどちら/ 消えそうで消えない日本の武士道精神とサムライジャパン)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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源田京一

著書に『彷徨える日本史 翻弄される赤穂の浪士たち』『彷徨える日本史 誣説が先行する南海の美少年 天草四郎時貞の実像』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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