基本情報
内容詳細
生涯現役、100歳まで伝えたい!愛と平和のメッセージ
86歳の今も現役でラジオにテレビに活躍し続ける湯川れい子さん。戦後、女性初の音楽評論家としてDJとしてジャズやポップスを日本に紹介し、ラジオやテレビの寵児となった。ビートルズの単独インタビューやエルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソン、シンディー・ローパー、オノ・ヨーコら世界の大スターとの交友でも知られ、この本ではジョン・レノンとオノ・ヨーコの秘話も明かしてくれた。作詞家としても「センチメンタル・ジャーニー」や「六本木心中」など、昭和を彩るスターたちの数々のヒット曲を手がけ、女性初の作詞家協会の会長にもなった。
そんな湯川さんが今、絶対的に伝えたいのが「戦争反対!」と「差別反対!」。太平洋戦争の最中に子供時代を過ごし、父と兄を失い、疎開も経験した。だからこそ無責任な命令と人命の軽い扱いには憤りを隠さず声を上げ続けてきた。さらに仕事上の「女性差別」や「いじめ問題」にも堂々と意見を公開してきた。フリーで仕事を続ける女性がキャリアを積む過程で直面した、さまざまな差別や壁を乗り越えた話には説得力があり、現代の働く女性への熱いエールともなる。また、86歳まで現役で働き続けるための健康法や生活の指針も興味深い。
この本は、夢を追い続ければきっとかなう!とひたむきに生きた働く女性の昭和史であり、現在のさまざまな問題への“正論”提起でもある。世の中が戦争へ歩むときの空気や、地球環境の変化・食料不足がもたらす情勢の変化などにも警鐘をならす。まさに時代のカナリアとしての「大切なことを伝えたい!」と願う渾身の一冊である。
第1章:90歳でもピンヒール! 元気でハッピーに生きるヒント
第2章:生まれたときから戦争だった だからこそ知るリアルな哀しみ
第3章:戦後、自由な空気のなかで私は何になりたかったのか
第4章:愛と平和のメッセージ エルヴィス、ビートルズ、マイケルが残したもの
第5章:「やっと」と「いまだに」の間に 戦後第一世代の思いを込めて
第6章:ヨーコがジョンを変えたように世界を変えるのは女性です
第7章:ダメなものはダメ! 時代に感応するカナリアでいるために
【著者紹介】
湯川れい子 : 東京都目黒で生まれ、山形県米沢で育つ。1960年ジャズ専門誌『スイングジャーナル』への投稿が認められ、ジャズ評論家としてデビュー。1960年代以降『全米TOP40』(旧ラジオ関東・現ラジオ日本)などラジオのDJをはじめ、独自の視点によるポップスの評論・解説を手がける。60余年にわたって国内外の音楽シーンをメディアに紹介し続け、現在に至る。作詞家としても「涙の太陽」「ランナウェイ」「ハリケーン」「センチメンタル・ジャーニー」「ロング・バージョン」「六本木心中」「あゝ無情」「恋におちて」などがある。ディズニー映画などの日本語詞も手がける。近年は、平和、健康、教育、音楽療法などボランティア活動に関するイベントや講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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阿部義彦 さん
読了日:2023/12/16
バトルランナ− さん
読了日:2022/05/04
hirocchi さん
読了日:2022/10/27
MASA123 さん
読了日:2023/04/10
みみりん さん
読了日:2023/02/05
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人物・団体紹介
湯川れい子
東京都目黒で生まれ、山形県米沢で育つ。1960年ジャズ専門誌『スイングジャーナル』への投稿が認められ、ジャズ評論家としてデビュー。1960年代以降『全米TOP40』(旧ラジオ関東・現ラジオ日本)などラジオのDJをはじめ、独自の視点によるポップスの評論・解説を手がける。60余年にわたって国内外の音楽シ
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