告白 双葉文庫

湊かなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575513448
ISBN 10 : 457551344X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
追加情報
:
15cm,317p

内容詳細

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞した国民的ベストセラー。


【著者紹介】
湊かなえ : 1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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いつもは小説を読んでから映画を観るのです...

投稿日:2021/07/08 (木)

いつもは小説を読んでから映画を観るのですが、この小説は映画を観てから読みました。映画も面白かったけど、やはり原作のほうが良かったです。女性教師が殺された娘の復讐をする話ですが、怖かったです。復讐することが良い悪いは別として後味は不思議と悪くはなく面白かったです。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

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映画館で映像を見てから本を読みました。 ...

投稿日:2021/06/26 (土)

映画館で映像を見てから本を読みました。 この作品が湊かなえさんとの出会いで、そこからファンになりました。 独特な世界観にドキドキしますが、怖いもの見たさをそそられます。 善悪や自分の大切な人について考えさせられる作品でした。

kirakira さん | 三重県 | 不明

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初めて読んだ湊かなえ作品です。 最後まで...

投稿日:2021/06/21 (月)

初めて読んだ湊かなえ作品です。 最後まで展開が読めず、ドキドキしながら読み進めました。 人間の底にある感情が表に出てきて読み終わった後、余韻が残ります。

りななな さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    起と結を教師の森口悠子に語らせ、中間部の4章を関係者のそれぞれに語らせるという手法は大いに成功しているといってよい。実にドラマティックな展開だ。これが作家のデビュー作のようだが、水面に落とされた小さな石が、やがて波紋を次々と、しかも大きく広げてゆくという作品の構想は、作家が温めてきたアイディアを活かすべく熟慮したことの結果を思わせる。湊かなえ氏の小説は『贖罪』に次いでまだ2作目だが、懸念するのは本作が処女作にして、作家の最高傑作とならないことを願うばかり。湊かなえ作品の愛読者の皆様、どうなんでしょうね。

  • どんふぁん さん

    2019年5月2日読了。怖い怖い怖い!怖すぎて途中休憩挟んだぐらい怖かった。森口先生が怖すぎる。そしてこんな怖いこと考えてる14歳たちも怖すぎる。すいません、語彙力なくて。それぐらいただただ怖かったです。2009年本屋大賞も頷けました。湊かなえさん初読みだったけど、スピード感を持って読むことの出来る書き方されてました。次はもうちょっと怖くないの読みたいです。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️レビューが多いので読んでみました。湊さんはお初です。理屈っぽくて理詰めで筋は通っていますが、全て頭の中だけで作っているような感じで、言葉に間がなくて気詰まりしたような文章に読めて正直余り馴染めませんでした。私には不向きなタイプの作家さんでした。目には目を歯には歯を地で行く復讐法の世界で韓流ドラマの様にやたらめったら人が死にます。お好きな方はどうぞ。

  • 風眠 さん

    (再読)人は、心をもっている。良くも悪くもユラユラしている。時に心は「自分が信じたい真実」をつくり上げてしまうこともある。褒められたい、愛されたい、認められたい、心が欲する様々な欲求。けれど満たされない、だから自尊心を守ろうとする。それが倫理に反した行動であっても、だ。娘を殺された女教師、人を見下し犯罪に手を染める中学生、加担したクラスメート、その母親、それぞれの告白は主観によるものだ。だから食い違いがあり、矛盾もあるが、それもまた、それぞれの真実なのだ。復讐というテーマで、歪んだ心のリアルを描いた物語。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    私には裁判員制度の陪審員は出来ません!! そんな気持ちになりました。一人の少女の死を巡る五人の関係者の告白。 発言者の日常行動や思想、感情表現、その人との関わりの深さで受け止め方が大きく変化するからです。 驚愕の結末も含め、なんとも暗く、辛く、酷い、だけど最高に面白い小説でした。湊さん ありがとう m(_ _)m 

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人物・団体紹介

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湊かなえ

1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は「週刊文春2008年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞。また14年には、アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙のミステリーベスト10に、15年には全米図書館

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