渡部昇一「日本の歴史」 中世篇 第2巻 日本人のなかの武士と天皇 WAC BUNKO

渡部昇一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898317426
ISBN 10 : 4898317421
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
227p;18

内容詳細

武士の美学、天皇の神性はこうして形成された。日本の皇位争いでは、皇族以外の豪族や武士が天皇になることはない。わが国には、王位簒奪者はいない。これが日本の特徴である。

目次 : 第1章 武家の台頭―平家の栄華/ 第2章 平家滅亡と血塗られた源氏の抗争/ 第3章 北条一族の盛衰/ 第4章 建武の中興―楠木正成と日本人/ 第5章 混迷する南北朝/ 第6章 足利義満の野望

【著者紹介】
渡部昇一 : 上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ムカルナス さん

    中世の武士は所領目当てに戦ったが楠木正成だけは天皇(国家)という大義で戦った。だから幕末に日本が近代国家として目覚めると楠木正成が再評価される。湊川の戦いで自害した正成のメンタリティーは後世に引き継がれている。それは@組織の長に資質がなくても組織に忠義をつくすA自分は有能であっても組織での決定権はないB意見が通らない場合でも諦めて従うC自分は無駄死しても後に続くものを信じる、というもので軍部も会社も同じ系譜らしい。国のために命を捧げるのは立派だが正成の死は無駄死では・・思っていたが日本の伝統らしい。

  • takeshi3017 さん

    渡部氏の日本史通史第2巻。保元の乱から平家滅亡、鎌倉幕府成立、建武の中興、南北朝時代、室町幕府成立まで。中世における貴族社会から武士の台頭、上皇の院政などわかりやすく解説。

  • GASHOW さん

    武士の時代は、冷静に考えると相当こわい。武士のよる政治で治安が維持されていたこともすごい。

  • kota さん

    鎌倉幕府と言えば源頼朝。日本全国を初めて一人で統一し、武士による政治を始めた。偉大な印象しかないが、彼は源平合戦(壇ノ浦の戦い)で活躍した弟の義経をはじめ、身内を切りまくっている。女の貞操を堅くした頼朝の妻、北条政子は近年までの日本の婦人の生き方の象徴となっていた。後醍醐天皇時代の天才武将、楠木正成の理念は、近代にも影響している。もしかしたらこれから先も影響するかもしれない。歴史を知ることは、現代で起きている事象を紐解く鍵の一つになるのかもしれない。それにしても、天皇が2人いた南北朝時代というのは複雑。

  • KIYO さん

    渡部昇一さんの「日本の歴史」シリーズ第2段、【日本人のなかの武士と天皇】。 鎌倉・室町幕府中心のお話です。平清盛、源頼朝、足利尊氏・義満など、武士が台頭・支配を始めた時代。流れとしては覚えているものの、何故こういう流れになったのか説明が出来ない、意外とややこしい時代です。覚えきれていませんが、分かりやすくて良かったです。

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人物・団体紹介

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渡部昇一

1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず

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