浮世絵でたどる!江戸の凸凹地形散歩

渡邉晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634152434
ISBN 10 : 4634152436
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
渡邉晃 ,  
追加情報
:
208p;21

内容詳細

江戸の名所は高低差にあり!浮世絵が描かれた現地に出向き、江戸と現在の地形を検証しながら、その背景に広がる江戸の文化や歴史を読み解く10エリア。急峻な坂をのぼる人々、隅田川沿いに漂う潮の香り―江戸時代に生きた人々の空気を追体験しながら東京の街歩きを楽しむための新感覚ガイドブック。浮世絵、地形図、写真などビジュアル満載。

目次 : はじめに 浮世絵で楽しむ江戸の凸凹地形/ 序章 歌川広重「名所江戸百景」を地形で読み解く/ 1章 湯島天神や神田明神が並ぶ凸凹地形の聖地を歩く/ 2章 広重の名作が数多く残る江戸随一の絶景をたどる/ 3章 変わらぬ坂の勾配を感じながら江戸名所をめぐる/ 4章 北斎も描いた寛永寺と「上野半島」をまわる/ 5章 江戸城の外濠と内濠が織り成す凸凹地形を歩く/ 6章 海と台地が生み出した愛宕山や御殿山からの眺望を楽しむ/ 7章 滝があった!?霞が関や溜池山王で江戸の痕跡を探す/ 8章 浅草寺・新吉原…微高地が生んだ江戸の歓楽地をめぐる/ 9章 江戸を発展させた水路と埋め立ての記憶をたどる/ 10章 現代へ続く埋め立てによって誕生した江戸の開拓地

【著者紹介】
渡邉晃 : 1976年東京都生まれ。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。博士(芸術学)。太田記念美術館上席学芸員。太田記念美術館にて「生誕250年記念 歌川豊国」、江戸の地理や地形をテーマにした「江戸の凸凹―高低差を歩く」「江戸の土木」などの展覧会を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • 真作 さん

    二百数十年前の景色が絵として残っている都市は世界にもそうないだろう。東京を歩くと急勾配の坂や階段に出くわすことがあり、浮世絵と見比べて得心する。時代劇はセットを多用するせいだろうか、江戸市中は平面的な街並みの印象がある。時代物の小説でも同様なのだが、古地図ではわかりにくい高低差が浮世絵では残っているので、しっかり調べないと話として書くことができないのだろう。版元の西村屋を見つけたり、山型に蔦の葉の印があって蔦重?調べてみると点が付いているのは異なる版元、大河ドラマのおかげで浮世絵の新しい楽しみ方ができた。

  • kaz さん

    高低差を想像しながら眺めるのも面白い。浮世絵はかなりデフォルメされていると思っていたが、想像しているほど極端ではないのかもしれない。図書館の内容紹介は『広重、北斎が見て描いた、今も残る江戸の高低差。浮世絵が描かれた現地に出向き、江戸と現在の地形を検証しながら、その背景に広がる江戸の文化や歴史を読み解く。浮世絵、地形図、写真などビジュアル満載』。

  • Teo さん

    面白かった。ブラタモリ系なもっと気楽な眺めるだけの本かなとも思ったけどちゃんと比較しながら当時の状況が目に浮かぶ様に記載されていて、そんな時代の江戸の景色(特に台地からの眺め)は見たいものだと思った。大河とかで舞台再現とかやってくれないですかね。もうそう言うのをやっても良い時代ではなかろうか。小手先の大名屋敷の風景だけではなく。

  • 果てなき冒険たまこ さん

    定期的にお邪魔している太田記念美術館の上席学芸員さんが書いた本だから浮世絵のチョイスも解説も的確でとても分かりやすいのだけど。。。地形に興味がなかった(笑)浮世絵に描かれている風景を今の景色と比較しようという本は結構な数出てると思うけど説得力という点ではかなりの高得点だと思う。歌川広重だったり北斎だったり国芳だったりが主な絵師さんだけど昇亭北寿は知らなかった。まだまだ知らないことだらけだなぁ、浮世絵はほんと深いし楽しいよ。

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