土地の「未来」は地形でわかる 災害を予測する変動地形学の世界

渡辺満久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822250522
ISBN 10 : 4822250520
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
198p;21

内容詳細

坂、河原、丘…身近な地形から探る災害の可能性。活断層研究の第一人者が徹底解説!

目次 : 第1部 変動地形と活断層(変動地形学でわかること/ 地球の地形の不思議/ 日本列島ができた理由)/ 第2部 活断層を探す(空中写真で発見できる活断層/ 野外調査で確認する活断層/ 海底活断層と巨大地震の深い関係/ 活断層を知ることが防災につながる)

【著者紹介】
渡辺満久 : 東洋大学社会学部教授。新潟県生まれ、東京大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科地理学専攻博士課程を修了(理学博士)。専門は変動地形学および活断層の研究で、2002年より現職。敦賀原発はじめ各地の原子力発電所周辺の活断層の存在を早くから指摘。国内外に活断層のリスクについてさまざまな問題提起を行っている。2012年には、原子力規制委員会が行った大飯原発の現地調査で外部専門家として招かれるなどしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1.3manen さん

    大きめの活字で専門的ながら読みよい。変形地形学:活断層の位置・形状、活動性を研究(5頁)。 ゴシ太&灰色蛍光ペン付、章末枠組みポイントだけでも有益。変動地形学は地理学所属(19頁他)。 マグニチュード0.2大きいと地震エネルギーは2倍になると覚えておく(62頁)。空中写真は無料利用 可http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do 

  • :*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*) さん

    誤解していた活断層の定義を正しくしてくれた変動地形学に感謝。ネットから随分と役に立つ情報が得られる時代になったものだ!六ヶ所村の六ケ所断層はじめ、断層のありかは一目瞭然ではないか!危険は土地をさけて、危険なところをさけないという選択するならそのうえに建ててしまう建物の耐震性をせめてもっと高めるなどの対策が必要だなあと思った。地表をみずに地下しかみない地震学の欠点やあえてそれを利用する業者たちの思惑もよくわかった。でも自分で情報をとって防衛できるの時代なのだからそうすればいい。ただ活断層の上にある原発は…

  • たこ焼き さん

    柔らかい層のアセノスフェアは安定せず、しかし急激な動きはない、固い層のリソスフェアは安定している一方、圧力がかかると一気に動く。これ人間の特徴と同じかな。

  • むの☆ラノベ さん

    初版だがちょっと誤字が多い.編集者は何をやっていたのかと気になるところである.第四紀に活動した断層が地表の地形に対して変位を与えている例がいくつも取り上げられていて,そのような変動地形は明確に直下に活断層があることを示唆している.つまり断層本体を直接確認しなくても活断層であると言い切っていいという強い主張を感じた.原子力関係の人はともかくとして,地震屋さんにはもう少しやさしくして接してもいいのでは.ただそれらよりも地質は地形からそこまで外れていないよねという印象を受け良かった.

  • yo yoshimata さん

    変動地形学の存在意義を社会にアピールした一冊。その意義とは、タイトル通り、「地形が分かれば、土地の未来がわかる」というものでした。原発だけにとどまらず、災害全体に知見を活かしたい、という熱意がよく伝わる一冊です。

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