鈍感力 集英社文庫

渡辺淳一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087465426
ISBN 10 : 408746542X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
16cm,239p

商品説明

累計110万部突破の話題作待望の文庫化
「まさしく今、したたかな鈍感力なくして生きていくのは難しい」渡辺淳一

シャープで、鋭敏なことが優れていると世間では思われているが、本当にそうなのか!? 医師としての経験や作家としての眼差しを通じて、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能だと説き明かす。恋愛関係、夫婦生活、子育て、職場、環境適応能力……。様々な局面で求められる鈍感力とは何か。行先き不透明な現代を生きぬくヒントが満載。ミリオンセラー、待望の文庫化。

内容詳細

シャープで、鋭敏なことが優れていると世間では思われているが、本当にそうなのか!?医師としての経験や作家としての眼差しを通じて、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能だと説き明かす。恋愛関係、夫婦生活、子育て、職場、環境適応能力…。様々な局面で求められる鈍感力とは何か。先行き不透明な現代を生きぬくヒントが満載。ミリオンセラー、待望の文庫化。

目次 : ある才能の喪失/ 叱られ続けた名医/ 血をさらさらと流すために/ 五感の鈍さ/ 眠れる大人/ 図にのる才能/ 鈍い腸をもった男/ 愛の女神を射とめるために/ 結婚生活を維持するために/ ガンに強くなるために/ 女性の強さ/ 嫉妬や皮肉に感謝/ 恋愛力とは?/ 会社で生き抜くために/ 環境適応能力/ 母性愛この偉大なる鈍感力

【著者紹介】
渡辺淳一 : 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。70年『光と影』で第63回直木賞受賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。97年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよんだ。2003年には紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    鈍感力って大切だとつくづく思います。渡辺さんは作家の持つ人物観察力と医者として論理的にわかりやすく説明してくれます。明日からくよくよせずに気楽に行きたい。【ナツイチ 2017】

  • りゅう☆ さん

    才能、仕事、血液、五感、睡眠、腸、恋愛、結婚生活、ガン、嫉妬、集団、環境適応能力、母性愛。とにかく大事なのは『鈍感力』。そして話の流れが必ず「ここで絶対必要なのが鈍感力です」という文章に毎度辿り着きすぎて、なんだか笑える。本当に鈍感力が強いだけで成功したり助かったりしたの?って大げさに思えることもあったけど、確かに鈍感力強い方が人生楽しそう。「些細な事で揺るがない鈍さこそ、生きてく上で最も大切で基本になる才能。そしてこの鈍感力あってこそ、鋭さやナイーヴさも本当の才能となって輝きだす」うん、納得。

  • マエダ さん

    五感の鈍さ得に触覚の鈍感力は是非欲しいところである。

  • おいしゃん さん

    作家としてでなく、医師としての立場から書かれているので、論理的かつわかりやすい。あまりに読みやすいので、電車の運転見合わせに巻き込まれている間に一気に読了。女性って強いのだなぁ…と強く実感。

  • やす さん

    テレビの特集で、子どものいじめ、自殺の番組を見ながら、感想を書いています。被害にあっている子どもたちに、「鈍感力」が備わっていたら、もしかしたら、いじめから逃げられたかもしれません。いじめている側が「鈍感」でなかったら、いじめは起こらなかったと思います。学校では、鈍感力を育てるのではなく、「俊敏」な子どもほど良い評価がもらえるように思います。しかし、人間関係や社会生活を円滑に営むためには、「鈍感力」が備わっていた方がよいと思います。鈍感力を身に着けるには、家庭や学校でどんな教育をすればよいのでしょうか。

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