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アメリカの対日政策を読み解く

渡辺惣樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794221933
ISBN 10 : 4794221932
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカはいい国か、ずるい国か。日本人はなぜその対日政策に戸惑いつづけるのか。ペリー来航からTPPまで。そこに通底するアメリカの行動原理を解き明かした卓抜な論考集。

目次 : 1 日米衝突の謎(日米戦争の知られざる「原点」―フィリピンと対日外交/ 『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』を語る ほか)/ 2 アメリカのロジック(米国内の「慰安婦」騒動を解決する決定的ロジック/ 「歴史修正主義」と叫ぶレッテル貼り外交との戦い ほか)/ 3 ルーズベルト神話(ルーズベルト神話と「ルーズヴェルト・ゲーム」/ 知られざる国家機密漏洩事件―ルーズベルトとチャーチルの密約 ほか)/ 4 干渉主義外交の代償(ベトナム戦争終結、建国二百年、「世界の警察官」への疑義/ 岸信介はなぜ“安保反対”に怯まなかったのか ほか)

【著者紹介】
渡辺惣樹 : 日米近現代史研究家。1954年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本未紹介の膨大な米英資料を読み込み、開国以来の日米関係を主義・主張を排した合理的な視点をもって解釈した一連の著作が注目を集める。著書に『日米衝突の萌芽 1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞)(草思社刊)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 勝浩1958

    氏のこれまでの著作『日米衝突の萌芽』や『日米衝突の根源』の内容をコンパクトに纏めた書と言えるでしょう。とにかくFDR(フランクリン・ルーズベルト)大統領を扱き下ろしています。また、排日移民法や真珠湾攻撃前の経済制裁によって、日本は仕方なくアメリカに対して戦争を仕掛けたという認識に立っています。そして21世紀の今日、世界を不安定にしている元凶はアメリカではないかと疑われ始めている、これが氏の近現代史の解釈であります。まあどちらが戦争を仕掛けたかは別にして、戦争はやはり悪であるという考えを持ち続けたいです。

  • KJ.O

    フランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策は、実は失敗で数年後には公共投資の息切れで景気後退を招いた。それを糊塗するために対外関与を拡大する必要があったのではないか。石油の対日全面禁輸をし、ハルノートを突き付け、日本を戦争へ追い込み、参戦への口実をつくる。しかし、ソ連の西と東の防波堤であるドイツと日本を叩き潰した結果、戦後は共産主義の拡大を許してしまう。イラクが大量破壊兵器を持っていると言ってぶっ潰し、ISのようなテロ組織を生み出してしまったのと同じだ。今も昔も、アメリカの行動原理は変わらない。

  • Fumi Kawahara

    なんかどっかで読んだことある(・ω・)と思ったら、単行本の”まえがき”とか”あとがき”とかも入ってた。でもまた読んじゃうw。しかし、知らなかったな。ちょいちょい雑誌でインタビューやコラム載せてたんですね、渡辺さん。そして経歴を知って納得。経済面で南北戦争を俯瞰して奴隷解放が目的ではなく、自由貿易VS保護貿易が目的だったと看破してる割にバブル崩壊後の金融緩和に否定的&金本位制に立ち返れ的ニュアンスを醸してて(・ω・)?と思ってたんだけど、東大経済学部経済学科ではなく、経営学科でしたか・・・じゃぁしゃーない。

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