文楽ナビ

渡辺保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838731282
ISBN 10 : 4838731280
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;21

内容詳細

「酒屋」「寺子屋」「山の段」全16演目。Q&A形式で見所がよくわかる。『歌舞伎ナビ』『能ナビ』に続く待望の第3弾!!

目次 : 初級編(堀川―マクラ一枚が大切/ 引窓―人間の情愛を聞く/ 野崎村―詞、地、イロの聞き分け/ 十種香―場面に分けて見る)/ 中級編(鮓屋―時代と世話の区別/ 太功記十冊目―時代のなかの世話/ 寺子屋―身代わりとモドリ/ 七段目―掛け合いという技巧)/ 上級編(俊寛―本行は能楽/ 金殿―神話の裏側/ 渡海屋 大物浦―「平家物語」の真実/ 熊谷陣屋―無常観/ 合邦―聖と汚辱の鎮魂)/ 卒業編(道明寺―人が神になる刻/ 山の段―風とはなにか)/ 名人列伝(名人が教えてくれたこと/ 昔はよかった!!でも今もいい)

【著者紹介】
渡辺保 : 1936年、東京生まれ。演劇評論家。初めて歌舞伎を見たのは6歳のとき。中学生の頃から芝居を見るたびにノートをつけるようになる。古典に限らず、現代劇や舞踊についても、どこをどう見るべきなのか、積みかさねてきた方法論はとても理論的でわかりやすい。84歳になってすぐ、大病を患ったが全快。歌舞伎劇評をHPで発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    帯に「僕のバイブルです‼(尾上右近)」とあるが、全くその通り。いろんな分野で「この人がいなくなったらどうしよう」と心配になる巨人がいるが、私にとって、渡辺保先生はそういう存在である。この本も本当に勉強になる。何度も観ているのに全く気付けていない指摘にハッとすることの連続。徹底的に丸本を読み込んだ解釈の深さと、観劇経験の豊富さに、畏れ入るばかりである。山城少掾を直接聴かれた最後の世代だろう。そんな人に、今の文楽の低迷は歯痒いはずなのに、最終章のタイトルは「昔はよかった‼ でも今もいい」。そのエールが嬉しい。

  • びぃごろ さん

    DVD(CD)を鑑賞しながら、編集者に解説をし、質疑応答を受けたものを文字起こしした本。入門書にしては初めての人にはハードルが高いと思う。写真など視覚的なものは一切なし。まず「酒屋」で上に床本、下で細かく解説あり。「堀川」「引窓」「野村崎」「十種香」が初級編。中級編「鮨屋」「太閤記十冊目」「寺子屋」「七段目」上級編「俊寛」「金殿」「渡海屋大物浦」「熊谷陣屋」「合邦」卒業編「道明寺」「山の段」…。84歳の著者が伝える文楽の面白さは見えないものを見る力、文楽が好きという人が読むべき本。

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人物・団体紹介

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渡辺保

1936年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。1965年、『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。企画室長を経て、東宝退社。淑徳大学、放送大学など、多数の大学で教鞭をとる。演劇評論家。芸術院会員。受勲には、2000年11月紫綬褒章、2009年11月旭日小綬章、2017年12月日本芸術院賞・恩

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