恐怖実話 狂霊 竹書房文庫

渋川紀秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801904798
ISBN 10 : 4801904793
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
223p;16

内容詳細

新世代怪談の書き手による驚愕の一冊が登場!バイト先で垣間見た陰湿な出来事「我慢しろ」、カフェに現れた男が肉切り包丁を取り出した「イキナリ男」、事故で無くなった遺体が自宅に戻ってきたときに…「脳死体」、目の前で起きているのは現実なのか?「最終電車」など30話収録。

目次 : 夏祭り/ あぶないよ/ 嫌がらせ/ 怒鳴る息子/ 落とし物/ 町内会の集会所/ 我慢しろ/ 不注意/ 山での撮影/ モナリザ屋敷/ ゲストハウスのベッド/ 竜巻ばあさん/ しあわせぇ/ 出会い系の未亡人/ ラジオ人間/ 廊下の女/ ペナレスの案内人/ 夏希ちゃんの結婚/ 知られてる/ 要注意リスト/ イキナリ男/ 茶飲み話/ キノコ狩り/ 勉強会/ 社長の急変/ 脳死体/ 最終電車/ 逆襲/ 効いたでしょ/ コーヒー豆奇譚/

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009 さん

    本書には心霊とは別に人間の悪意が引き起こす犯罪というテーマが流れていて幽霊とは違う意味で背筋を凍らせられる要素がありまして、これは他にはない著者ならではの味わいだなと感じましたね。『キノコ狩り』建設会社を経営する大谷さんがシイタケをお裾分けしてくれて話して頂いたキノコ狩りでの変な体験談。十月半ばに大谷さんは友人達と関東の山へ行きキノコ狩りを楽しんだ。日が暮れてそろそろ帰ろうとした時に、ニット帽をかぶった若い男を目にする。男が取っていたのはツヨキタケという毒キノコだと気づき「それ、毒の方ですよ」と注意する。

  • HANA さん

    実話怪談集。最近にしては珍しく狂気系の話が中心となっている。とはいえ全体的に日常的というか、割と小粒。『東京伝説』みたいなインパクトの強さは無いものの、すぐ隣で起きているような嫌さが感じられる。『東京伝説』がレクター博士的な怖さだとすると、こちらはウシジマくんみたいな怖さだなあ。仕事の話も多いので、どちらかというと岩井志麻子にも近いような。収録されている各話もこういう事件が起こりました、とポンと放り出された終わり方が微妙に嫌さに拍車をかけているようだし。たまにはこういう珍しい形の怪談集も悪くないと思った。

  • 澤水月 さん

    只管困惑。狂「霊」なし。アンソロの1本ならまだしも…変人譚。無理な今月の3冊目

  • hannahhannah さん

    渋川紀秀によるサイコホラー。タイトルに「霊」とあるけど話のほとんどは狂気系の話。個人的にはサイコ系の話が大好きなので、いいんだけど、心霊モノを読みたい人は避けた方が良いかもしれない。平山夢明の『東京伝説』みたいな残虐な話はないし、福澤徹三の『忌談』よりもおとなしい内容。奇人、変人、悪質ないたずら、海外で強盗との遭遇、カルト団体などエグいというか薄気味悪い話が多い。全体的に話が微妙に長いので、なんか読むのに時間がかかった。オカルト系っぽい話は「山での撮影」くらい?ラストの「コーヒー豆奇譚」は結構良かった。

  • ブゥりん さん

    読みながらあれー?これなんか知ってる…っていう話が続いて…この本買った記憶も借りた記憶もないんだけど…と思って本棚探したら同じやつあった…ショック…怪談本はよくやっちゃう。

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渋川紀秀

兵庫県姫路市出身。『FKB怪談幽戯』(竹書房)が初登場

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