大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む

清永賢二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492044261
ISBN 10 : 4492044264
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
440

内容詳細

闇夜を駆け、密かに忍び込み、大金をせしめて逃げる。実在した伝説の大泥棒が、獄中で遺した6冊の日記があった…。もうひとりの大泥棒と犯罪学の権威で読み解いた犯罪のメカニズムとは。

【著者紹介】
清永賢二 : 1943年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。警察庁科学警察研究所防犯少年部環境研究室長および初代犯罪予防研究室長を経て、日本女子大学客員教授。その間に、日本女子大学教授、警察大学校、国税大学校、最高裁判所調査官研修所等で講師、法務省アジア極東犯罪防止研修所(初・上級クラス)研修員、東京大学客員教授、早稲田大学大学院法学専攻講師、ロンドン大学客員研究員、文部科学省資質の高い教員養成(GP)研究代表、科学技術振興機構(JST)研究代表等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まど さん

    大学の先生の解説付泥棒日記。一歩外に出ると、この家ならどうやって侵入して逃げようか観察するようになってしまった。自宅にいても誰か入ってくるんじゃないか心配になる。とられるようなものはないけれど。ちょっとしたホラー小説よりも怖いです。

  • nori さん

    Is this a book of criminology? If yes, there should be lack of data and scientific analysis. If it is a kind of non-fiction writing, story development is boring. If it is for how-to, concrete proposals are missing. Of course, nothing refer to philosophy.

  • きるきる さん

    手に汗握る泥棒日記。入りやすい、かつ逃げやすい家が狙われる。家の中に賊がいるのに気付いたら、じっとしていなくなるのを待つ方が安全。夜は電気を全部消した方がいい。賊の懐中電灯で気づけるから。シャッターを閉めた1階の窓ではなく、2階3階の小窓から曲芸師のようにするりと入ってくる。などなど、泥棒の手口を解説。ぞっとする。確かにうちには盗られるものはないけれど、近所でちょくちょく入られているので気をつけたい。

  • トッシー7 さん

    盗みに入る時プロはどこに気をつけているのか ある程度わかった。相対的に観察するっていうのは 以外であった。 泥棒のプロは自分のやっていることに対して仕事のように取り組んでいるのも興味深かった。

  • Akihiro Nishio さん

    偉い先生から勧められたので読んだのだが、非常に面白い本だった。現代に生きる職人としての泥棒の心理、価値観、生き様、何を考え、何に注意を配って犯行に及ぶのか、ある大泥棒の日記を元に、他の大泥棒、警察関係者が読み解いていく。大事なところは模倣犯を避けるために伏せ字になっており、これを読んで泥棒になるのは無理だが、読了後はどの家が入りやすいかという視点で街歩きが楽しくなることは間違いない。

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清永賢二

1943年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。警察庁科学警察研究所防犯少年部環境研究室長及び初代犯罪予防研究室長を歴任。その間に警察大学校、最高裁判所調査官研修所等で講師。日本女子大学教授、日本女子大学市民安全学研究センター長、日本女子大学客員教授を経て現在(株)ステップ総合研究所特別顧問。この

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