お地蔵さんと日本人

清水邦彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784831862730
ISBN 10 : 4831862738
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;19

内容詳細

路傍やお寺など、あちらこちらに祀られているお地蔵さん。なぜ、そこに安置されているのか?いったい何ものなのか?古代から現代までの歴史、文学、民俗などの豊かな事例を考察して、お地蔵さんと日本人がともに歩んだ奥深い信仰の世界を明らかにする。

目次 : 序章/ 第1章 中国の地蔵信仰(地蔵菩薩の誕生/ 中国への移入と発展/ 『地蔵菩薩応験記』)/ 第2章 日本への伝播と普及(日本への伝播/ 地蔵信仰の普及)/ 第3章 中世の地蔵信仰―中世仏教との関連を中心に(浄土宗(浄土真宗・時宗を含む)/ 禅宗/ 顕密仏教/ 説話・来迎図・板碑 付 六地蔵参/ 現世利益/ 地蔵の姿)/ 第4章 江戸時代の地蔵信仰(説話集の地蔵/ 路傍の地蔵像/ 現世利益/ 悪さをする地蔵/ 救済の間接化)/ 第5章 明治時代から現代の地蔵信仰(非業の死者の救済―東京都域の事例を中心に/ 水子地蔵の発生/ 巣鴨のとげぬき地蔵/ 京都の地蔵盆/ 生きている人間の姿で現れる)

【著者紹介】
清水邦彦 : 1965年生まれ。筑波大学大学院博士一貫課程日本文化研究学際カリキュラム単位取得退学。現在、金沢大学国際学類教授。博士(歴史民俗資料学)。専攻は日本思想史・日本民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Takumi さん

    国語の教科書で読んだ『かさこじぞう』。SNSにはお地蔵さんの画像を見かけることもあり、昔と今も日本人には近いところにいるお地蔵さんってそもそも何?に答えてくれています。地蔵菩薩の役割は変わらず人間の救済とあり、時代が変わり救済の中身が少々変わってきても本質は今も息づいていることを知りました。お地蔵さんを鏡にして、これからの日本人の姿をあれこれ考えます。

  • takao さん

    ふむ

  • Humbaba さん

    宗教観は人によって違いがある。また、同一人物であっても時期によって変化することもある。もともと信じるだけの土台を持っていたからこそそれを補強するような超常的な現象に遭遇するのか、それともその現象こそがすべての入り口だったのか。それは後から考えても見えてこない部分はあるが、様々な視点から判断することで正解の可能性を高めることはできる。

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