大人のための文章教室 講談社現代新書

清水義範

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061497382
ISBN 10 : 4061497383
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
18cm,207p

内容詳細

くっきり伝わる書き言葉の裏技表技を公開。句読点の打ち方から文章で人を動かす秘訣まで、「文章上達のあの手この手」を例文満載で伝授する、笑って身につく上達術。きちんと書きたい人必携の1冊。

【著者紹介】
清水義範 : 1947年名古屋市生まれ。愛知教育大学国語科卒。81年『昭和御前試合』(光文社文庫)で文壇デビュー。86年『蕎麦ときしめん』でパスティーシュのジャンルを確立。『国語入試問題必勝法』(吉川英治文学新人賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かんらんしゃ🎡 さん

    最近フェイスブックを開かなくなった。いまや文章書くのはこの読メしかない。子供の頃は感想文なんか嫌いだったのに、なんですき好んで投稿してるんでしょうかね。でも書くからには上手く書きたい。書くためにレトリックの本も合わせ数冊読んだ。その中では一番わかりやすい。といってこの程度の文しか書けないのは氏を陥れているようでもあって...

  • ユメ さん

    自分の文章の読みにくさをどうにかしたいと思い、手に取った。ここで言う「文章教室」の文章とは文芸作品のことではなく、メールなども含め日常生活の中で書く文章のことなので、多くの人にとって有益な本であると思う。アドバイスが非常に具体的なので、すぐにでも実践できるのがよい。実際、読んでいて自分の文章の欠点とその改善方法がいくつも見つかった。ところで、清水さんいわく、最も心をこめやすい文章はラブレターだという。伝えたいことが明確だからだ。読書感想文は読んだ本へのラブレター。少しでもうまく書けるようになりたいものだ。

  • KAKAPO さん

    「接続詞は文章の論理構造を決定している」という章は、新鮮な驚きを感じながら読んだ。著者の清水義範さんは「接続詞があるから、文章は展開でき、つながっていくのだ。手持ちの接続詞が豊かで、それがうまく使ってあれば、読みでのあるものになる」と仰る。そう言われて、自分の駄文を読んでみると、驚くほど接続詞が使われていない。ということは、私の文章は、論理構造が欠落しているのか?と不安になった。残念ながら、この感想・レビューも例外ではない。これからは、接続詞を意識して文章を書いて行こうと思った私であった。

  • akio さん

    読メの感想もいつもくどくなってしまって、かといって短く並べると簡素になってしまうような…。思ってることを上手くまとめるって難しいと日頃から感じていました。本書を読んで、思ったより文章を書く機会ってあるものだなと、改めて思います。接続詞や句点の使い方のような基本的なところから、メールや挨拶状から詫び状まで、勉強になりました。読むのも上達の道とのことなので、今後も読書に勤しもうと思います。

  • かごむし さん

    文章をあまり書く機会がない人に、どういうことに気をつけて書けば相手に伝わる文章が書けるか、ということに的を絞った雑談風の文章講座。講座自体の面白さがうまい文章の生きた教材になっているという妙味もある。十年前の本であり、ワープロで書くのと手で書くのとどっちがいいかなんていう第一講のテーマに時代の速さを感じるが、文章ということの本質を追求する視点に問題はない。「伝えたいことを決め、それが伝わるように書くのが文章の基本中の基本なのである」という当たり前の視点を確認し、実用的なコツや心構えについて語られている。

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人物・団体紹介

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清水義範

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により

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