深夜航路 午前0時からはじまる船旅

清水浩史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794223401
ISBN 10 : 4794223404
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
319p;19

内容詳細

日本で現在運航している深夜便(午前0時〜3時発)全14航路を旅した著者が、深夜航海の魅力と、下船後の「旅のつづき」の愉しみを綴る。本邦初の深夜航路ガイド。

目次 : 往年の青函連絡船を彷彿させる深夜航路 青森→函館―津軽海峡フェリー/ 首都圏と北海道を結ぶ大動脈 大洗→苫小牧―商船三井フェリー/ 最長距離を誇る深夜航路 敦賀→苫小牧東港―新日本海フェリー/ 稀少な鉄道連絡航路 和歌山→徳島―南海フェリー/ 往年の夜行人気を保つ深夜航路 神戸→小豆島(坂手)―ジャンボフェリー/ 徒歩客利用が僅少の深夜航路 神戸→新居浜―四国開発フェリー/ 深夜の通勤航路 直島(宮浦)→宇野―四国汽船/ 中国・四国を結ぶ唯一の深夜航路 柳井→松山―周防大島松山フェリー/ 中国・九州を結ぶ唯一の深夜航路 徳山→竹田津―周防灘フェリー/ 四国・九州を結ぶ深夜の大動脈 臼杵→八幡浜―宇和島運輸〔ほか〕

【著者紹介】
清水浩史 : 1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。在学中は早大水中クラブに所属。NAUIダイビングインストラクター免許取得。卒業後も国内外の海と島をめぐる旅をつづける。テレビ局勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、同大学院新領域創成科学研究科博士課程中退。現在、書籍編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    午前0時以降に出航する航路。〇十年も前、深夜、徒歩で歩きとおしたことを想い出した。その時の空気感、今、想い出しても、日中とは違うし、日付変更線が変わったあとの時間の違い。深夜には、そんな瞬間がある。それに航路が加わるのと、どうなるのだろう。無性に乗りたくなってきた。新潟から佐渡の航路かなあ〜、カーフェリーに拘りたい。人の息遣いが聴こえてきそう。

  • それいゆ さん

    神戸港発高松港経由小豆島坂手港行きは一度だけ乗船しました。普段は神戸港発坂手港行きには昼間に乗り3時間で到着しますが、高松港経由だと8時間。高松港での待機時間が半端なく長く感じます。以前、香港発バハレーン経由でドバイへ行く便に乗ったことがありますが、そのときもバハレーンでの待ち時間を持てあましました。この時と同じ感覚です。でも、11時に出て目がさめれば小豆島!宿泊代を節約したい弾丸旅行者には最適な航路でしょう!昔神戸中突堤を夜出航した関西汽船が3時に坂手港に到着していたので、それよりも楽かもしれません。

  • あじ さん

    午前0時から3時までに出航する定期船を【深夜航路】と定義し、全14航路を制覇した船旅紀行。所要時間15分という最短航路から、気忙しい飛び石航路まで─。夜凪の心象風景と汽笛の残響が尾を引く旅愁を枕に、海上のゆりかごで静思に耽る筆者の姿が印象的だ。そして上陸した土地の歴史や伝説に触れる記述に【深夜航路】の深淵を覗いた。船会社の経営難という現実問題も見え隠れし、思慮深く読書の海を航海。寝静まった船内でのいつかの読書を思い出しながら─。 ◆筆者の既刊「秘島図鑑」も合わせてお薦めしたい。

  • みーまりぽん さん

    「国内定期航路のうち0時〜3時の間に出航する便」を「深夜航路」と定義し、現在運行されている全14航路を実際に乗船した紀行文。各地でもう1つ、おまけの小さな旅も・・・というか、そっちがメインだったんじゃないの〜という感じも。 小学生頃、父の故郷へ夜のフェリーで向かった淡い記憶があるからか、暗い海を見下ろす甲板で頬に受ける風の匂いが伝わってきます。設備、雰囲気など情報も揃ってて、旅へのデータ的利用も可能。 おまけ旅の、吉野川最後の渡船を読んで、あぁ木曽川最後の渡船に乗っておかなければ、とまた強く思うのだった。

  • プル さん

    ロマンだけでなく、ノスタルジーさも感じる一冊。これを読むと0:00以降船に乗りたくなる人も多いかも。私はヨットなどの小さい舟も大型客船も大好きだ。遠くだけど海を見続けて育った環境がそうさせるのかもしれない。夜景が綺麗な対岸に向かうワクワクはたまらないし、真っ暗な海原に視線を凝らし、同時に波の音を聞くのも好きだった。ただ、古い船は手が入っていない。最近においては経営難だからなのか、扉の閉まらない女子トイレも目立ち、最近は嫌いになりかけていた。深夜は嫌だけど、ここに出てくる航路はいいな。こんな船旅も悪くない。

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