いくさじまた 臼杵戦役後始末

清水朔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334104542
ISBN 10 : 4334104541
フォーマット
出版社
発行年月
2024年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
清水朔 ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

明治十年、西南戦争が勃発。その戦火は広がり、大分・臼杵にも迫ろうとしていた。すぐに臼杵の士族たちは集まり官軍に付くことを決め、士族たちによる守護隊――勤皇臼杵隊を編成する。予備隊に配属となった赤嶺煕にとって、これが初めての戦だった。煕は、攻め入る薩軍から町や大切な人たちを守ることができるのか。

【著者紹介】
清水朔 : 唐津市生まれ。2017年『奇譚蒐集録 弔い少女の鎮魂歌』(新潮社)が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サケ太 さん

    良かった。西南戦争の戦火が大分・臼杵にまで広がった。戦という非日常。親しかった者が失われていく現実。その影で繰り返される殺人。生まれた謎。戦と謎に翻弄される主人公の姿が痛々しい。明かされた事実。戦の後始末というものはなかなかに辛く、苦しい。それでも喪われたものを忘れずに進んでいたからこそ、今があると感じた。

  • おもろい於間抜 さん

    タイトルがすべて。西南戦争って「戦争」と呼ばれている意味を分からせてくれた。戦争はおそろしい。

  • きび さん

    耳慣れない地名と方言がいっぱいでも展開がスピーディーで分かりやすかったから気にせず読めた。戦争ものだからそれなりの事は起きるけど後味は悪くはないと思う。

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