さよならの向う側 文庫版 ことのは文庫

清水晴木

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867166611
ISBN 10 : 4867166618
フォーマット
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。ただし、そんな中で会えるのは、あなたが死んだことをまだ知らない人だけ。これは五人が織りなす、最後の再会の物語。

【著者紹介】
清水晴木 : 千葉県出身。2011年、函館イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。2015年、『海の見える花屋フルールの事件記―秋山瑠璃は恋をしない』(TO文庫)でデビュー。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 荒川叶 さん

    大切な人とは生きている内にちゃんと向きあって、思いを伝えて後悔しないよう過ごすことの大切さが描かれている。誰かが自分を認識している限り人は生きつづけていく。  会いたいと思える相手がいるのもしっかり人生と向きあったからなのかな

  • Walhalla さん

    「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか」。さよならの向う側にいる案内人の手助けによって、亡くなったあとに1日だけ現世に戻って会いたい人に会えることができます。後悔の無い人生を送るのはとても難しいと思いますが、一緒に過ごした時間を想い出として心に留めることは、意識してやっていければ良いなと思いました。全5話の連作短編ですが、3話目の『わがままなあなた』のお話が特に良かったです。(Audible)

  • ハイテク さん

    誰もが迎える死後に最後のチャンスを与えてリボーンさせる。人それぞれの人生の価値と作者の次の作品を読みたくなる作品です。

  • かめかめ さん

    なんとも切ないお話しです。人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。しかし死んだことをまだ知らない人だけ。近い人はほとんど死んだことを知っているので、会いたい人を決めるまで悩むことになります。著者の体験が生きた発想です。自分だったら誰に会いにいくことにしようかな。

  • runahi さん

    死んだ後、1日だけ会いたい人に会える話。感動の舞台は整っているはずなのだが、内容が非常に残念。気軽に読めるのはいいかも。★★☆☆☆

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人物・団体紹介

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清水晴木

1988年、千葉県生まれ。『海の見える花屋フルールの事件記』(TO文庫)で長編小説デビュー。『トクベツキューカ、はじめました!』(岩崎書店)で第七十二回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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