軍事奴隷・官僚・民衆 アッバース朝解体期のイラク社会 山川歴史モノグラフ

清水和裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634674318
ISBN 10 : 4634674319
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
22cm,195,52p

内容詳細

9〜10世紀、繁栄に陰りが見え始めたイスラーム帝国アッバース朝。帝国の解体過程において現れた軍事・官僚制度及び土地財政制度の変化を明らかにし、それに伴うイラク社会の変容を民衆の活動を中心に描き出す。

【著者紹介】
清水和裕 : 1963年生まれ。1998年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。神戸大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Go Extreme さん

    アッバース朝権力構造: カリフは軍事権と行政権を取り戻さず→地方政権や軍事的実力者が争う→アッバース朝解体の第二段階 プワイフ家の台頭: 大アミール位争いに勝利→ムイッズ・アッダウラがバグダードに入城→カリフは象徴的存在に 軍事支配体制形成: 奴隷軍人や遊牧軍人の地方王朝形成とイクター制施行 奴隷軍団の形成: グラーム軍団が誕生→セルジューク朝やマムルーク朝に発展 政治的混乱と軍団: アトラークの部将は既得権重視、軍団は政治的制御能力失う 社会的変動と民衆: 解体期に民衆の暴力が権力に取り込まれ軍事力とに

  • Saiid al-Halawi さん

    アッバース朝末期、その衰亡の要因を資料に拠りながら、タイトルにある3つのファクターに主眼を置いて紐解いていく。内容はかなり専門的で、ある程度イスラーム史についての理解が要求されるが、その分かなり史実に肉薄しており、面白い。こうした本が出版されていることに感謝。

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