車谷長吉を読む

深谷考

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787292261
ISBN 10 : 4787292269
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
深谷考 ,  
追加情報
:
249p;20

内容詳細

孤高の作家・車谷長吉は、己自身を「愚か者」「阿呆者」と呼ぶ。「文士なんて人間の屑である。ゴミである。」とまで言う。己のなかに「高い自尊心」「強い虚栄心」「深い劣等感」を、すなわち「人間の三悪」を見いださずにはおかないからである。人間の業を、生魑魅を見据えた代表作を徹底的に精読することで、車谷文学の本質を浮き彫りにする。

目次 : 1 文学の魔(美斗能麻具波比/ 「どうで死ぬ身の一踊り」(西村賢太)を読む/ 文学の魔)/ 2 飾磨(闇の力―「鹽壷の匙」/ 「吃りの父が歌った軍歌」/ 飾磨へ行く)/ 3 贋世捨人(「見る」「見られる」―『赤目四十八瀧心中未遂』/ 「李陵」(中島敦)を読む/ 否定現象としての『贋世捨人』)/ 4 業柱抱き(「騙り」について―「抜髪」/ 「青梅雨」と「三笠山」/ 『朽ちた手押し車』(映画)と『忌中』/ 物、虫、蛇…)

【著者紹介】
深谷考 : 1950年、茨城県結城市生まれ。文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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