炎熱商人 下 文春文庫

深田祐介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167219062
ISBN 10 : 4167219069
フォーマット
出版社
発行年月
1984年02月
日本
追加情報
:
16cm,462p

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    直木賞】母親が日本人で父親がフィリピン人のフランクが主人公なのか、日本からやってきた石山が主人公なのかわからなくなりながら、材木取引のすったもんだと、石山と付き合うレオノール一家とのいざこざ。事件は豊富だが、上のような戦争とフィリピンと日本の関係が主題ではなくなりつつある。壮大な構想の物語で、フィリピンについてとても勉強になった。フランクが二人の尊敬すべき日本人を亡くして、どう生きて行くのかは読者の想像にまかせるということなのだろうか。参考資料が豊富で、今後フィリピン関係の物語を読む際にも参考にしたい。

  • ehirano1 さん

    ・・・・・そうか、この「対」には○○のフラグも含まれていたというわけですね。読後直後の今は只々やりきれないです。

  • ehirano1 さん

    本作は「日本人が国際化などというとてつもないことを言い出して、そのモチーフに導かれて右往左往しはじめた1970年代から80年代にかけての(時代」相」が宿っているそうです。2017年代に生きる我々はさしずめ「国際化」から「グローバル」というモチーフに導かれて右往左往しているのですね。歴史は違った形で繰り返される、当にそんなところでしょうか。

  • ehirano1 さん

    石田の母上は北野武氏のご母堂である北野サキさんと重なりました。大戦を生き抜いた下町のお母さんは強いですね。

  • i-miya さん

    2013.12.13(12/13)(つづき)深田祐介著。 12/10 (p218) 狭い床に一家族が寝るにはそういう工夫がいるのよね。 三人のシスター、ジープの音。 裸足の子供たち、どっとたかる。  キャンディ。 愛徳姉妹会が建てた学校。 昼から子供たちは、タホスの貝を拾いに行く。  棒切れたたき、拍子を取り歌う、フィリピン童謡の合唱。 シスター・エメリイ。 交響楽の演奏を聞かせてあげて下さい、お客様に。 ハイドン交響曲『時計』、手まね、口真似で。 楽器購入まで、とても参りません。   

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人物・団体紹介

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深田祐介

1931年東京生まれ。早大卒。日本航空(株)勤務の後、作家として独立した。現在は(株)日本航空文化事業センターの役員を務めている。’58年『あざやかなひとびと』で第7回「文学界」新人賞受賞、’76年『新西洋事情』で第7回大宅壮一ノンフィクション賞受賞、’82年『炎熱商人』で第87回直木賞受賞、’88

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