パウル・ティリヒ 「多く赦された者」の神学 岩波現代全書

深井智朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000291842
ISBN 10 : 400029184X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
296p;19

内容詳細

第一次大戦前のドイツに生まれ、ナチスから逃れてアメリカに渡った二〇世紀の代表的神学者にして、哲学にも大きな影響を与えたパウル・ティリヒ。「脱出」と「境界線」という言葉に象徴されるその生涯と思想を、末完成性や破綻の側面をも含めて読み解き、宗教的個人主義時代のさきがけとして、ティリヒの神学・思想の現代的意義を問いなおす。

目次 : 序章 彼は「ジキルとハイド」だったのか/ 第1章 神学者となるまで、あるいは父からの脱出/ 第2章 世俗の中での神学者、あるいは教会制度からの脱出/ 第3章 アメリカへの亡命、あるいは民族からの脱出/ 第4章 ブロードウェーでのデビューと成功まで、あるいは自分自身からの脱出/ 第5章 永遠の解放と自己演出/ 終章 パウル・ティリヒという生き方

【著者紹介】
深井智朗 : 1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了。哲学博士(アウクスブルク大学)、文学博士(京都大学)。現在、金城学院大学人間科学部教授。専門はドイツ近現代宗教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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