西郷隆盛 1 角川文庫

海音寺潮五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041050675
ISBN 10 : 4041050677
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
480p;15

内容詳細

薩摩の下級藩士の家に生まれた西郷隆盛は、安政元年、第十一代藩主・島津斉彬の参覲に伴い江戸勤めを命じられる。敬愛する斉彬の傍でお庭方として仕えながら水戸藩の藤田東湖から学ぶうちに、天下のことに目覚めていく西郷。折しも外国船来航により開国派と攘夷派の対立が深まる中、一橋慶喜擁立のために暗躍するものの、志半ばで斉彬が亡くなってしまい…。海音寺潮五郎が不退転の覚悟で臨んだ、史伝文学の最高傑作。

【著者紹介】
海音寺潮五郎 : 1901(明治34)年、鹿児島県生まれ。國學院大學卒。教員生活の後、創作に専念。36年、『天正女合戦』『武道伝来記』で第3回直木賞を受賞。77年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おにく さん

    幕末という激動の時代にとりわけ数奇な人生を送った西郷さん。その起伏に富んだ人生の中でも藩主、島津斉彬(しまづなりあきら)に気に入られ、単にお庭番としてだけでなく、日本の現状を知るきっかけを与えてくれた事は、彼の思想の基礎を築いた蜜月であったと思います。西郷さんの溢れでる感情は、後に藩主となる島津久光や親友、大久保まで遠ざけることになりますが、この頃は同志にも恵まれ、良い流れの中にあると言えます。西郷さんの立身編です。

  • スミノフ さん

    海音寺さんの、西郷隆盛への愛情が伝わってくる作品。何より感心したのは、背景情報のわかりやすさ。コロコロ変わる対立軸と政局の動きに、西郷を取り巻く動きを上手にオーバーラップさせていく筆力は流石です。 西郷隆盛の人柄、やっぱり魅力ですね。肚の座った人間の、なんと清々しいことか。 この後の展開はわかりませんが、西郷と大久保との間にわずかに吹く心の隙間など、細やかに張り巡らされた伏線がどう展開していくのかも、見ものです。

  • kouichi さん

    西郷隆盛の心の温かさ、斉彬に対する生死をかけた忠誠心、に大変に感銘を受けました。 恥ずかしながら、西郷隆盛の生涯をこれまであまりよく知りませんでしたが、なかなか面白いです。第二巻も楽しみです。

  • BIN さん

    初西郷ものです。大島に流されてからの帰還まで。西郷隆盛が藩主の父である島津久光を嫌いになる理由がよくわかった。微賤な西郷さんを見出し、教育し、諸国に名を売らせ、箔をつけさせた島津斉彬の偉大さが凄いね。この人いなけりゃ明治維新があったかどうかもわからないし、長生きしてれば徳川幕府で頑張っれちゃったかも知れないのね。月照と心中しようとした情の熱さや大島での暮らしも良いね。西郷さんが登場するところはホント楽しめて読めた。

  • タカボー さん

    翔ぶが如くを2回読んで、2回とも7巻で挫折してしまった。岩倉具視が西郷達に詰められるシーンで、そのシーンは好きだけど、そこで何か私の魂が抜けてしまう。本を変えて再チャレンジしてますが、どうも西郷は苦手かもしれない。登場人物が多すぎるのかなぁ。人物の輪郭が掴めてないで、下の名前だけになったりするし、同じ人物でも呼び方が変わったりして、頭の中が?だらけ。とにかく一度通して読みたい。目の前の雲が晴れる瞬間が来るのでしょうか。

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海音寺潮五郎

明治34年(1901年)鹿児島県に生まれる。國學院大学卒業後、中学教師を勤めながら、創作活動を始める。『天正女合戦』と『武道伝来記』で第三回直木賞を受賞。『平将門』は歴史小説の先駆けとなった記念碑的大作。史伝『西郷隆盛』がライフワークで絶筆、未完作となった。昭和52年(1977年)死去(本データはこ

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