生命の倫理と宗教的霊性

海老原晴香

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906791781
ISBN 10 : 4906791786
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
344p;22

内容詳細

音楽・美術から形而上学まで、生命の繊細なあらわれを巡り、いのちを育み生かす、宗教的霊性の原像と動態を探る。

目次 : 1 “いのちの霊性”の芸術(霊性の道としての音楽―モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』を聴いて/ フランスにおける日本仏教美術研究への概観―その誕生と発展/ 中世文学作品における「いのち」の表れ―『初期中高ドイツ語創世記』の「テクスト」と「挿絵」を題材に)/ 2 「命の倫理」をひらく(悲哀と表現―西田幾多郎における行為的自己の生命の自覚について/ アシジのフランシスコとマイスター・エックハルトにおける「貧しさ」―所有と贈与の観点から見たキリスト教的霊性/ ハンス・ヨナスの倫理学における「乳飲み子」の意義)/ 3 “いのちの霊性”と「いのちの宗教哲学」(エックハルトにおけるペルソナ性と非ペルソナ性―ローゼンベルク『二十世紀の神話』に見る神秘主義(Mystik)の誘惑/ 神との出会いに養われるいのち―ノリッジのジュリアンはなぜ神の啓示を二度執筆したか/ 「生命」の宗教哲学の可能性“と”「いのち」の宗教的霊性―ハンス・ヨナス、西田幾多郎、ミシェル・アンリ等との対話的思索を通じて)

【著者紹介】
海老原晴香 : 1981年生まれ。専攻はキリスト教古代ギリシア教父思想、キリスト教霊性思想。白百合女子大学カトリック教育センター専任講師

長町裕司 : 1956年生まれ。専攻はドイツ近・現代哲学、宗教哲学、キリスト教思想史。上智大学文学部哲学科教授

森裕子 : 1959年生まれ。専攻はキリスト教信仰と音楽表現、グレゴリオ聖歌。上智大学神学部神学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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海老原晴香

1981年生まれ。専攻はキリスト教古代ギリシア教父思想、キリスト教霊性思想。白百合女子大学カトリック教育センター専任講師

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