ブラックペアン1988 下 講談社文庫

海堂尊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062765268
ISBN 10 : 4062765268
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
15cm,206p

商品説明

破天荒におもしろい医学ミステリー
巻末に吉川晃司(映画「チーム・バチスタの栄光」桐生恭一役)との対談収録
マイノリティで闘い続けたい

スナイプを使ったオペは、目覚ましい戦績をあげた。佐伯教授は、高階が切った啖呵の是非を問うために、無謀にも若手の外科医のみでのオペを命じる。波乱含みの空気のなか、ついに執刀が開始された――。ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に繫がる、現役医師も熱狂する超医学ミステリー、文庫参上!!

「医者はボランティアではない。慰めの飴玉が欲しいなら、カウンセリングにでも行けばいい」 byオペ室の悪魔 渡海 V.S. 「お前を外科の正道に導けなかった。それだけが心残りだ」 by「神の手」をもつ 佐伯教授
〔2007年刊の加筆修正〕

内容詳細

スナイプを使ったオペは、目覚ましい戦績をあげた。佐伯教授は、高階が切った啖呵の是非を問うために、無謀にも若手の外科医のみでのオペを命じる。波乱含みの空気のなか、ついに執刀が開始された―。ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に繋がる、現役医師も熱狂する超医学ミステリー。

【著者紹介】
海堂尊 : 1961年、千葉県生まれ。千葉大医学部卒業。「チーム・バチスタの崩壊」(出版名は『チーム・バチスタの栄光』)で、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、華々しくデビュー。小説の他に『死因不明社会 Aiが拓く新しい医療』(講談社ブルーバックス)を上梓し、2008年度科学ジャーナリスト賞を受賞した。現在も勤務医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    おおぉ。下巻は一気に疾走した。タイトルが思いっきりネタバレという医療ミステリー、さすがだわ。ドラマも(DVDを)楽しみに待つ。『バチスタシリーズ』も読みかけでいくつか未読を積んでいるので、これを機会に読んでみよう。

  • zero1 さん

    この巻は佐伯が不在している間、高階と渡海の手術がメイン。題名の謎も明らかになる。渡海が何故ひねくれ、この患者に拘るのかも分かる。昭和の終わりが舞台の作品を、平成の終わりに紹介するのも何かの縁かもしれない。その後、渡海はどうなったか?シリーズをかなり読んでいる方なら知っているだろうが、意外な場所で再登場する。世良も「ブレイズメス」の後、桜宮から離れた場所で再登場。渡海についての花房のセリフが印象深い。「弱い人間に対していい加減になれるのは、強くて優しい人にしかできない気がします」こうして時代は巡る。

  • とら さん

    この作品、田口・白鳥シリーズではありがちだった医療の用語説明とかそういう難しいものが全く無くて純粋に物語に浸かることが出来た。というかこれ、海堂さんの作品の中で1,2位を争うかもしれない(笑)色々と気持ち良かった。何よりあんな手術以外は適当な渡海が、適当な人って印象で終わらなかったのがとても良かった。それとやはり、田口、速水、島津先生の昔の姿!もう昔からなんとなく面影はあるんだなあ性格に(笑)人間の本質は変わらない。でも高階病院長はどうやって病院長になったのか!まだこのシリーズ後二作続くので、楽しみです!

  • nobby さん

    再読。まずは田口先生や高階院長が現在の姿へと導かれてめでたい♪居眠り猫田はもう出来上がってる(笑)何より上巻で魅力たっぷりに描かれた人物模様が、動き出した事柄に見事に結びついて一気読み。神の手なる佐伯教授とその過去に犯したミスを語る渡海との因縁。そこから物語は佳境を迎える。最終章での企みと事実が明らかになる様子には、分かっていながらドキドキで読んだ!単独でも面白いが、とにかく他作品との繋がりが楽しめる一冊。それにしても、ここまで人物相関構築出来る海堂さんはすごい!

  • まゆちん さん

    なぜにブラックペアンなのか?と思いながら読んでましたが。。。佐伯教授がどこまでタヌキなのかと思ってたけど想像以上だった。高階、渡海コンビもみんな重い業を背負っているところが切ない。速水、田口、島津の方向性が決まったのも正にこの本なんですね。そして世良と花房も。。。トトロとかサラダ記念日とか懐かしい単語が出てきて萌えましたw えーと次は「ひかりの剣」?

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人物・団体紹介

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海堂尊

1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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