海倉のく

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本

悪役令嬢の姉ですがモブでいいので死にたくない ビーズログ文庫

海倉のく

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784047377097
ISBN 10 : 4047377090
フォーマット
：
本
出版社
：
KADOKAWA
発行年月
：
2023年11月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
RAHWIA ,  
追加情報
:
２８８ｐ；15

内容詳細

悪役令嬢の姉に転生したジゼルを待ち受けるのは没落か死！そんな運命を変えるため、全ての元凶である妹の再教育にとりかかる。するとある日、クタール侯爵家からお茶会の招待が。クタールと言えば攻略対象の闇落ち兄弟（しかも弟はジゼルの未来の婚約者）がいる家だ。ここは穏便にお別れを…その願いも空しく、妹が彼らの地雷を踏み抜いて！？

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • bulbul さん

    読了日：2023/11/16

    全方位悪役令嬢なオディールの姉で自分がほぼ必中で死ぬ役割に転生したと気づいたジゼル。妹を更正（？）しようと虚弱ながら奮闘するけれど……。妹オディールの悪役振りが途中から野生化していってジゼルじゃないけど、｢どうしてこうなった…｣状態に。ちょっとサスペンスな後継争い中の兄弟に巻き込まれて…、ジゼルの真価も格好良かったけど野生児オディールの活躍に笑った。誰も自分の正義を振りかざさない着地もお見事です。あっ、オディールは振りかざしてるかも。憎めない簀巻き令嬢でした（笑）

  • 尚侍 さん

    読了日：2023/11/17

    とっても面白かった。タイトルからしてもっとお気楽な話なのかなと思っていましたが、思っていた以上に骨太の展開で、つい読む速度が上がってしまいました。主人公が死にたくないという要素は確かにあるものの、それを勘違いやお笑いの要素を含まず真面目に考察するとこういう展開になるのかなという感じで、そういう点でも読み応えのある作品でした。初読みの作者さんでしたがこれだけ真面目な作風であれば他の作品も読んでみたいですね。

  • 色素薄い系 さん

    読了日：2023/11/22

    面白かったです。妹に悪役令嬢にならないようまともな令嬢の教育を施そうとしたら猪突猛進な壁すら登るお転婆娘が爆誕！オディールが子供故の空気の読めなさで直球勝負するからジゼルはヒヤヒヤしっぱなしだけどその真っ直ぐさに気付かされる事もあって良い姉妹愛の物語だったと思う。兄弟がジゼルに惹かれる流れも自然で良かったけど恋愛要素は薄いのでそれを期待している人には物足りないかもしれない。続きが出るならユーグの腹黒さをもっと見たいです。まぁ選択間違うと心中エンドとかヤンデレ入ってるようだけど。

  • 史 さん

    読了日：2024/01/18

    厳しくも優しく、それでいて愛に溢れる作品。タイトル通りの悪役令嬢の姉。その悪役（強かな）令嬢を育ててしまったのがお姉さんのようにも思える。それくらい、二人の関係性は絶妙でございまして、そんな二人に翻弄されつつも絆を築けた二人の兄弟も実に良い。その内四人はロマンスの先に向かうのだろうけれども、今はまだ、良き隣人。どこか心が暖かくなり、忙しくも幸せな未来が目に浮かぶような作品。面白かった！

  • 菊地 さん

    読了日：2023/11/22

    妹ちゃんが段々と懐いていって、お姉ちゃん大好きキャラになっていくのが楽しい。

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