玄洋社とは何者か

浦辺登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863291546
ISBN 10 : 486329154X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
浦辺登 ,  
追加情報
:
248p;19

内容詳細

戦後、GHQによって「戦争犯罪の一翼をになったテロリスト集団」と決めつけられた、その虚像を、「玄洋社は自由民権団体であった」という実像へと修正。近代史の穴・玄洋社の素顔に迫る。

目次 : 1 玄洋社は相互扶助団体であった/ 2 玄洋社は自由民権団体であった(幕末から玄洋社発足まで/ 自由民権運動、そしてアジアとの関わり/ 日清戦争との関わり/ 日露戦争との関わり/ 朝鮮半島との関わり)/ 3 アジア主義を旗印として(孫文の革命支援と東洋学館/ 玄洋社と都市開発/ 明治・大正・昭和の重要事件と玄洋社)/ 4 玄洋社解散(戦後復興から東京オリンピックまで/ 百年の計は人を育てるにあり/ 玄洋社をめぐる年表)

【著者紹介】
浦辺登 : 昭和31年(1956)、福岡県筑紫野市生まれ。福岡大学ドイツ語学科在学中から雑誌への投稿を行うが、卒業後もサラリーマン生活の傍ら投稿を続ける。近年はインターネットサイトの書評投稿に注力しているが、オンライン書店bk1では「書評の鉄人」の称号を得る。現在日本の近代史を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • onepei さん

    何回も語られる「アジアへの同胞意識」だが、勝手な思い込み(おせっかい)だった一面もあったのでは。

  • あまたあるほし さん

    一つ一つの事柄をもう少しきちんと研究した方がいいかも。廣田弘毅が「冤罪」とか一言で済ませられる問題ではない。

  • denden さん

    200P程の冊子に54の話が収めらる。何かの雑誌の小論集か?福岡出身の者としては子供の頃から親しんだ地名・人名が出てくるので飽きない。中野正剛などの強硬右翼のイメージ。それが自分の中でも変化してきたのは最近の事だ。右翼の論を積極的に読むようになってきて郷里の玄洋社にも手が伸びた。著者についてはよくは知らないが通俗的な我田引水タイプか。再評価と声高に述べられアジア開放の先鋒と解説されても、玄洋社は実が伴わず足がもつれる。玄洋社の構成員は子供の頃から知る空威張り系の雨乞い進藤一馬の類としか思えない。

  • takkan さん

    玄洋社に対する知識やイメージがあらかじめあるうえで(マイナスにせよプラスにせよ)、読むと面白い発見が得られる本かと思う。

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