記憶の果て 上 講談社文庫

浦賀和宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062777780
ISBN 10 : 4062777789
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は、父の部屋にある真っ黒で不気味なパソコンを立ち上げる。ディスプレイに現れた「裕子」と名乗る女性と次第に心を通わせるようになる安藤。裕子の意識はプログラムなのか実体なのか。彼女の記憶が紐解かれ、謎が謎を呼ぶ。ミステリの枠組みを超越した傑作。

【著者紹介】
浦賀和宏 : 1978年生まれ。’98年、第5回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    最初に読んだのが刊行当初なので、20年ぶりくらいになるのか。上下巻に分冊されたことで、ストーリーの進行の遅さが際立ってしまったような印象の上巻。他に改めて感じたこととして、童貞全開少年の一人称"俺"は読んでいて恥ずかしい。しかしまぁ、著者独特の青々しい世界観は実はかなり好きだったりする。かなり思わせぶりな伏線が多く、再読なので、それが明らかにならないままシリーズが続いていくのも知っている。作品が出揃った今だから気持ちに余裕持って読めるのも事実で、昔は焦らされすぎて二作目以降を追うのをやめてしまった。

  • セウテス さん

    第5回メフィスト賞受賞デビュー作品上巻〔再読〕突然、父親が死んだ。朝起きると、父親が自分の書斎で首を吊って自殺していたのだ。父親のパソコンを開くと、裕子という女性と会話が出来る。調べてみると、自分には17年前に17才で自殺した、裕子という名前の姉がいる事が解る。裕子はパソコン内のプログラムなのか、他と繋がっていて誰かが会話をしているのか。主人公直樹は、徐々に裕子と心を通わせていくのだが、本作はミステリなのかSFなのか。思春期のネガティブな感情を表現しようとしているのか、読手の好みはハッキリ分かれると思う。

  • すたこ さん

    ★★期待値上がる始まり方で良かった。なかなか気になる謎が出てきて面白くなるかと思いきや、同じようなところをグルグルしてる感じで…今後の展開に期待!下へ続く。

  • みなみ さん

    第5回メフィスト賞受賞作でデビュー作の上巻。ある日父親が自殺し、父親の遺品であるパソコンを立ち上げたところ、ディスプレイに現れた「裕子」とやり取りをするようになって…。裕子はプログラムなのか、それとも人間なのか、主人公の直樹と共に考えさせられる。ジャンルはミステリーなものの、SF要素もあって面白い。

  • 年中古本派・文花 さん

    十数年ぶりに再読。いいね〜 若さ故の理屈っぽさ、自分の快感のみの為に動く男金田。コイツがこの先どうなるのか楽しみだ。多分、どうもならんと思うけどw (そういう作風じゃないしね)

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人物・団体紹介

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浦賀和宏

1978年川崎市生まれ。1998年に『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。2001年に発表した『彼女は存在しない』がベストセラーに。様々なジャンルのミステリーを描き、著書多数。2020年2月没。享年41(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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