銭の戦争 4 ハルキ文庫

波多野聖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758437684
ISBN 10 : 4758437688
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
262p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    歴史とフィクションを織り交ぜて新たな小説という感じになってきました。主人公はアメリカに旅立ち、さらにその父親は欧州へと行きます。主人公の船でのポーカーなどは面白く、楽しめます。魔王に対して闇の帝王が出てくるのですね。結城とか守秋などのキャラもいいですね。エンターテイメントとして楽しんでいます。確かに帝都物語を髣髴とさせてくれます。

  • 活字の旅遊人 さん

    主人公の狂介が超人的に描かれるのには慣れたが、架空の人物は概ねそうなっていると解釈するのが良いのだろう。そこを踏まえた上でロシアを始めとするヨーロッパの激動する政治経済を見事に物語に組み込んでいる。そう、第一次世界大戦だ。四巻までくると、ああ、ハイハイまたですか的な見方もできるが、自分には面白いな。秋田の石油、暗号・アルゴリズムやスイスのプライベートバンクまで盛り込んできたのだけど、著者の頭の中も凄いよな、と感心。守秋もかなりの超人だが、これから更に狂介と戦っていくことになるのか。続きも楽しみだ。

  • まつうら さん

    第4巻は第一次世界大戦勃発前夜で、シーメンス事件のような経済事件はあるものの、わりと静かな時代に描かれている。狂介はアメリカに渡り、高橋是清を通して知り合ったジェイコブ・シフと世界情勢を語るシーンが興味深い。日露戦争に勝利したが、日本はロシアに賠償金を請求していない。これは日本が外交下手だからと思っていたが、大量に保有するロシア国債の暴落を恐れたフランス政府の策謀があったことは知らなかった。この議論で、世界はカネのために戦い、その勝敗はカネが握っているとシフは論ずる。まさにこれが「銭の戦争」の本質だ!?

  • Walhalla さん

    第4巻です。日本では大正デモクラシーが起こった頃、狂介はいよいよアメリカへ。 原油相場での活躍はお見事でしたね。 世の中はついに第一世界大戦へ。今後の展開が見逃せません。あと、日露戦争で日本が賠償金を取れなかった理由が描かれていましたが、相場の切り口から見た解釈がとても印象的でした。

  • マムみかん(*ほぼ一言感想*) さん

    シリーズ4作目。 第一次世界大戦目前の、混沌とした世情がよく伝わってきます。 世界情勢を操る「ラスプーチン」。 日本政府の裏金作り機関が怪物化した「闇の組織 」の暗躍。 戦争への不安で株式相場が低迷する中、これからの世界を動かすエネルギー・石油に注目しアメリカへ渡る狂介…。 まだ《魔王》というよりは《魔界王子》レベルの狂介ですが(笑)、世界的に視野が広がってきましたね。 世界大戦相場でどんな大勝負に出るのか楽しみ! 新奇兵隊として陰から日本を助ける、赤根さんの活躍ももっと見たいな☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

波多野聖

1959年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品