征服の父 メフメト二世記

法政大学出版局

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588374050
ISBN 10 : 4588374052
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
508p;22

内容詳細

難攻不落のコンスタンティノープルを攻略し千年王国・東ローマを滅亡させたオスマン帝国のスルターン、メフメト二世。稀代の名君の激しくも美しい一代記。修辞技法の限りを尽くした美文トルコ語によるオスマン文学の嚆矢にして、イスラームの世界観と政治思想、慣習を伝える史書としても重要な古典を写本より完訳。

目次 : 翻訳篇(物語の始まり/ スルターン位が再びスルターン・ムラード・ハーンの所有に回帰した次第/ スルターン・メヘンメド・ガーズィーの即位/ 勅命公布者たる君主、征服の父がカラマンの方を目指された次第/ 「喉切り」砦建設の理由 ほか)/ 研究篇

【著者紹介】
トゥルスン・ベグ : 1426年以降にオスマン帝国の名門一族に生まれる。コンスタンティノープル征服後の登記事業に携わり、のちメフメト2世の大宰相マフムード・パシャに仕える。以後、数々の軍事遠征に同行し、大宰相の失脚後も財務官、財務長官代理、財務長官を歴任した。没年不詳

濱田正美 : 1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。西南アジア史・中央アジア史専攻。京都大学・神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 翠 さん

    美辞麗句な詩と散文がめちゃくちゃ最初は読みにくいですが、慣れてくると英雄譚みたいで面白いし、詩は苦手で触れてこなかったですが表現がキレイで中々ない読書体験でした

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