さよならの言い方なんて知らない。 3 新潮文庫nex

河野裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101801780
ISBN 10 : 4101801789
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
384p;16

内容詳細

男は毎日、同じ行動を繰り返す。起床し、新聞を読み、改札で電車を待つ。月生亘輝。架見崎で最強と称される人物。そんな月生に対し、遂に二大勢力が行動を起こす。チーム内で派閥抗争が続く「PORT」。実質的指導者の交代で揺れる「平穏な国」。それぞれの思惑が交錯する共同戦線で、香屋歩は何に怯え、何を考え、どのような真実を見出すのか。死と涙と隣り合わせの青春劇、第3弾。

【著者紹介】
河野裕 : 1984(昭和59)年、徳島県生れ。2009(平成21)年、『サクラダリセットCAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。’15年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち さん

    架見崎最強と称される孤高の月生亘輝。そんな月生を打倒するため、チーム内で派閥抗争が続くPORTと実質的指導者交代で揺れる平穏な国の二大勢力が手を組んで行動を起こす第三弾。様々な思惑を胸に秘めながら、指導者交代前の約定どおりに動き出したトーマとPORTによる正攻法では容易に攻略できない月生打倒の方法、明らかになってゆく各陣営の何とも入り組んだ人間関係、暗躍するキーマンたち、そして誰も死なせたくない香屋の奔走があって、いや何とも絶妙な結末でしたね...最後のあれが意味するところもいろいろと考えてしまいました。

  • ヤクモ さん

    毎日同じように電車を待ち続ける架見崎最強の男、月生。いよいよ始まるユーリイ率いる架見崎最強の「PORT」と、ウォーターことトーマが実質的リーダーとなった「平穏な国」による月生への合同攻撃。そんな中で両国の思惑と行動の裏を読んで争いに介入しようとするキネマ倶楽部の香屋歩。PORTのナンバー2のホミニニ、平穏の紫とニックにキド、モノを加えたチームと、月生との詰将棋のような戦い。ユーリイとの最終決戦の行方のカギを握るのはあの人。そして明らかになる月生の絶望と香屋歩の希望。それは歩が生きることの価値になるのか。

  • らび さん

    いよいよ平穏、PORT vs 月生戦開戦。今回は何故月生が70万Pの保有者なのか、架見崎とは、0番目のイドラとは?様々な疑問の情報が少し開示されつつ根本を成すのは死生観。河野さん得意のくどい言い回しの果てにあるものは「生きるための理由・死ぬための言い訳」をくりかえしているよう。私なら「生死=無」なのですが、この無限ループに正解は無いのでしょう。ラストに1つ香屋が放った現実の事実に意表を突かれた。「死んだら現実に戻る」と思い込んでいたが「元に戻る」とは。そして7月があれば1月からあるのだろうが・・

  • ツバサ さん

    今回は、最強の存在である月生さんを倒すということ。それと架見崎という街の秘密について、迫っていて、作品の大事な部分をやっていたが、何度か読み返さないといけないなと思いました。最後に落とされた事実は愕然としたし、香屋の剥き出しの気持ちに胸が熱くなりました。

  • Junichi Yamaguchi さん

    『私が理由で、君が死ぬなよ』… シリーズ3作目。 肉弾戦と頭脳戦。 この世界の果てに何が待つ? 各々の持つ能力の突飛性に感動しつつ、期待を乗せて次巻へ。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

河野裕

1984(昭和59)年、徳島県生れ。2009(平成21)年、『サクラダリセットCAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。’15年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。’22年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時

プロフィール詳細へ

河野裕に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品