戦う姫、働く少女 POSSE叢書

河野真太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906708987
ISBN 10 : 4906708986
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;19

内容詳細

ジブリの少女やディズニープリンセスは何と戦い、どう働いたのか。現代のポップカルチャーと現代社会を縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評!

目次 : 第1章 『アナと雪の女王』におけるポストフェミニズムと労働/ 第2章 無縁な者たちの共同体―『おおかみこどもの雨と雪』と貧困の隠蔽/ 第3章 『千と千尋の神隠し』は第三波フェミニズムの夢を見たか?―アイデンティティの労働からケア労働へ/ 第4章 母のいないシャカイのユートピア―『新世紀エヴァンゲリオン』から『インターステラー』へ/ 第5章 『かぐや姫の物語』、第二の自然、「生きねば」の新自由主義/ 終章 ポスト新自由主義へ

【著者紹介】
河野真太郎 : 一橋大学大学院商学研究科准教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会および新自由主義の文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    働く者共通の課題を一人ひとりに提起する、力のある本。◇アナ雪、ナウシカ、逃げ恥、エヴァ、かぐや姫…私たちが見てきた作品と何本かの洋画たちを題材に、戦い、働く女性の表象を読み解きながら、今の時代の個人と労働との関わり方を問う。女性全体の問題だった第二波フェミニズムの後、幸福の獲得はどんどん、個人の生まれと努力次第になった。勝ち組と負け組との分断が広がり、労働は見えないものとなっていくーその図式は女性だけでなく、働く私たちみなが共有しているもの。そして出口である「連帯」は、こうして一人ひとりが考える先にある。

  • コニコ さん

    取っ付きやすい映画「アナ雪」やジブリ作品などを題材にして第三波フェミニズムを問いた本、の割には意外と取っ付きにくい論説で、難儀しました。興味を覚えたのは、サンドバーグ氏の『リーン・イン』の言及。彼女の主張ー“女性の解放を集団的な政治行動によってではなく、個人の努力によって達成することを目指す企業フェミニズム”だと解説しています。それこそが今のフェミニズムに連帯を欠き、分断が起こっている原因だと感じました。これって上野先生が言っていた分断だと思います。

  • タイコウチ さん

    「アナ雪」やジブリ作品、「おおかみこども」などアニメや映画などを素材に、ジェンダー論と労働論の視点から現代社会の困難を論じている。「インターステラー」や「ゴーン・ガール」など最近面白いと思っていた作品、そして「メイド・イン・ダゲナム」(未見)の分析になるほどと思う。ただし「ポストフォーディズム」や「感情労働」などのタームがあまり説明なく次々と出てくるのは、門外漢にはちょっとつらい(読み進むうちになんとなくわかったような気にはなるけれど)。変容する社会の姿を理論的に分析することの面白さと意義は伝わってきた。

  • rokoroko さん

    図書館でぱらりとみて、カズオ・イシグロの記述があるので借りてきた。「アナと雪の女王」に置けるポストファミニズムと労働だって。筆者が宮崎駿の映画やディズニーがすきなのは解る。そしてそのプリンセス像が時代とともに変わってきてるのも知ってる。でもこんなに訳わからない立派な学者の意見やら小池知事のような横文字使わなくともジェンダーや社会論は語れるだろう。[逃げ恥]など話題の作品持ってきて、こむづかしい議論滔々と論じているけれど、私は途中で挫折

  • KUMYAM@ミステリーとSFF推し さん

    表紙イラストの印象から、物語に登場する女性たちについてポップかつカジュアルに論じてくれるものと思ったら、なかみの語り口はバキバキの学術界方言でした。一般人標準語しか知らない身にはかなり読みづらかった。▼それでも頑張って読んでいると、方言と同じくだんだんと部分的ながらわかるような気がしてくるから面白い。未読書/未見映画がけっこうあったから、どれか見たらまた読み返してみようかな。まずはナウシカ歌舞伎の配信だわね。

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