日本語はしたたかで奥が深い くせ者の言語と出会った“外国人”の系譜

河路由佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327377519
ISBN 10 : 4327377511
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
386p;20

内容詳細

彼らは日本語に何をもたらしたのか。古代から現代まで、くせ者のことばに引き寄せられた人びとに会いに行く。

目次 : 序章 古代から現代に至る日本語使用領域と日本語/ 第1章 いにしえの達人たちの日本語―七世紀〜十七世紀半ば(古代から江戸時代初めまで)/ 第2章 いにしえの達人たちの日本語2―十七世紀半ば〜十九世紀初め(江戸時代)/ 第3章 いにしえの達人たちの日本語3―十九世紀〜二十世紀初め(開国前後〜昭和初期)/ 第4章 戦時体制下の“外国人”の日本語―一九三〇年代〜一九四五年夏/ 第5章 戦後の“外国人”の日本語文学―一九四五年夏〜一九八〇年代/ 第6章 現代の“外国人”の日本語文学―一九九〇年代以降/ 終章 “外国人”とこれからの日本語

【著者紹介】
河路由佳 : 1959年生まれ。杏林大学特任教授。慶応義塾大学大学院文学研究科(国文学専攻)修了。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術・一橋大学)。現代歌人協会、日本文藝家協会会員。東京農工大学留学生センター助教授、東京外国語大学大学院教授などを経て、2020年度より現職。専門は日本語教育学、日本語教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • むっち さん

    タイトルだけだと「日本すごい』本とか「日本語すごい」本のように勘違いされるかもしれないが、それとは正反対の本だ。  タイトルも、日本統治時代に日本語を学び、戦後、日本語での表現を禁じられていた台湾で、密かに使い続けながら、「台湾俳句」という分野を切り開いた黄霊芝氏の言葉だそうだ。  本書は、外国人も含んだ日本語による創作の可能性を広く認めるものであり、過去に日本語を使って表現をしてきた日本語を母語としない人たちや、日本国籍はないが、母語ともいえる形で日本語を使い始めた人たち、

  • マカロン さん

    漢語と大和言葉が融合してできた日本語の成り立ち、数百年前に話されていた日本語の発音や言葉遣いに興味があり読んだ。日本語を母語としない外国人の関わりにより発音などの記録が辿れるのが面白い。日本語をツールとして自己表現する人がいることを忘れてはいけない。

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