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顔のない天才 文豪とアルケミスト ノベライズ case芥川龍之介 新潮文庫nex

河端ジュン一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101801605
ISBN 10 : 4101801606
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
224p;16

内容詳細

本の中の世界を破壊する侵蝕者との戦いのため、アルケミストたる特務司書の手で転生した芥川龍之介は、仲間と共に侵蝕された自著・『地獄変』へ潜書することになった。歪に書き換えられた物語の文意を探り、小説世界を進む芥川達だが、敵の強力な攻撃で仲間は次々に倒れていく。たどり着いた最奥で彼に突きつけられる自身の“罪”とは。「文豪とアルケミスト」公式ノベライズ第一弾。

【著者紹介】
河端ジュン一 : 1988(昭和63)年、愛媛県生れ。グループSNE所属。ゲーム制作や小説の執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    ゲームをプレイしたことのある読者(私)ならだいたいの状況がイメージできるが、まったく知識のないかたがいきなりこれを読んで、ハマれるかというと疑問が残る。文豪がみんなイケメン若者設定なわけで……。かといってファンブックとも言い切れない、なかなか悩ましい。

  • ゅ さん

    文アルは声優と小説が好きな私にとって最高の世界観と言っても過言では無い作品であるが、今の生活の中でアプリゲームを続けるのが困難であるため手を出していなかった。しかしたまたま本屋で諏訪部さんコメントの帯を見かけ思わず購入。2次元作品という中に留まるべきではないレベルの高さにとても衝撃を受けた。一人一人の登場人物の心中が丁寧に描かれているのはとても読み応えがある。これからも楽しみに待ちたい。(小林先生早く出てきてェ…)辰ちゃんこの可愛いながらもいざと言う時にはもしかしたら1番男気ある言動にときめいてしまった。

  • ゆう さん

    ゲームをプレイしていましたが、割と作業ゲーっぽい感じで今は放置してます。でも、こうしてものがたりになると、かく文豪たちがどう思いどういうふうに潜書しているのかとかがわかり、少しだけイメージ変わりました。文ストと同じく文アルもこのゲームから著者をしり読むことが増えたので、文アルのメインもですしまたコラボカバーで出して欲しいな。地獄変は、実は読んだことがないので、芥川もちゃんと読んでみたくなりました。

  • mitou umo さん

    アニメイトに寄ったらあったので、なんとなく購入。全然期待はしてなかったけど結構面白かった。 自分が本当に芥川龍之介なのか悩む芥川と、菊池寛 、堀辰雄、谷崎潤一郎、久米正雄、志賀直哉との交流。どのキャラもイメージに合っていてノベライズとして成功(?)していると思う。帝国図書館の構造や世界観の説明も興味深かったし、ゲームの解釈も筋が通っていて良かった。文体も軽すぎず重すぎずちょうどいい。でも欲を言えばもう少し他の文豪の様子も知りたかった。第二段発売決定してるらしいので楽しみ。

  • kei-firefly さん

    地獄変を読んでおいてよかった。侵食者と潜書する時の描写が新鮮。芥川龍之介という作家の弱さと才能が、転生した芥川さんに映り込み、それでも手に出来ないものとしたことで、転生する前と後は別の存在だとはっきりと感じられる。 少年の視点の地獄変だからか、清廉な感想だった。私は吉秀は娘が死んだ瞬間から絵を描き上げるまでは優れた作品を作り出した天才で、それでいて芸術というものが貧富に操られるものではないと証明し、書き終えたとき親となり死んだのだと思ったよ。 第二弾楽しみだなあ〜多喜二かなあ〜!

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河端ジュン一

1988(昭和63)年、愛媛県生れ。グループSNE所属。ゲーム制作や小説の執筆、漫画原案、アプリゲームの世界観構築を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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