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可能性の怪物 文豪とアルケミスト短編集 新潮文庫nex

河端ジュン一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101802831
ISBN 10 : 4101802831
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

頁の先に待ち受けるのは希望か、それとも絶望か。強制的に潜書へ引きずり込む新手の侵蝕者と対峙する織田作之助と坂口安吾。かつてない強敵に苦戦する彼らが見いだした特殊な浄化条件とは。表題作「可能性の怪物」他、久米正雄、宮沢賢治、夢野久作、そして北原白秋を語り手に『顔のない天才』著者が転生した文豪たちそれぞれの熾烈な戦いを縦横無尽に描き出す。ファン待望「文豪とアルケミスト」公式ノベライズ短編集、堂々登場。

【著者紹介】
河端ジュン一 : 1988(昭和63)年、愛媛県生れ。グループSNE所属。ゲーム制作や小説の執筆、漫画原案、アプリゲームの世界観構築を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シノミヤユウ さん

    転生した文学者達が己の文学を見つめ直し、文学を破壊せんとする侵蝕者、そして読者と対峙する短編集。一人称視点の地の文が語り手となる文学者自身の独白のようで、読むほどに彼らの内面に引き込まれる。例えば、生前の記憶と紐づいた、転生したが故の悩みや葛藤。それを真正面から見つめ、苦しみ、悩みながらも力強く進んでいく、彼らの泥臭くも美しい生き様に心が震えた。特に「可能性の怪物」と「光へ」は読者に対するメタの張り方が気持ち良い!物語の中に引き摺り込まれ、本を読むという行為に温かな意味が付与された瞬間に、涙腺が壊れた。

  • LcK0812 さん

    雑誌小説新潮に掲載されていた短編に書き下ろし1編を足した短編集。それぞれ元ネタにしっかり取材しつつ、文豪の一人称で描くミステリー形式であり、よくぞここまでと毎回唸らされる。文豪への敬愛と、嫉妬や憎しみを対比させる存在として選ばれるサブキャラクターもいい。 個人的には宮沢賢治を主人公にした「おやすみカムパネルラ」が銃撃戦の描写もあってもっとも気にいっている。 書き下ろしの「光へ」では改ページを使ったトリックや印刷だからできる効果もあり、紙の文庫の価値をあげてくれた。ただ最後の一文だけ、少し疑問がないでもない

  • 綾月 さん

    【蔵書】

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河端ジュン一

1988(昭和63)年、愛媛県生れ。グループSNE所属。ゲーム制作や小説の執筆、漫画原案、アプリゲームの世界観構築を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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