数学者の思案 岩波科学ライブラリー

河東泰之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000297271
ISBN 10 : 4000297279
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;19

内容詳細

数学者として将来活躍する中高生を見抜くことはできるか。答えが一つの数学の試験採点は容易か。どのようなコースをたどって数学者になるのか。数学者のピークはいつごろで、どのくらいの年齢までアクティブに研究できるのか。世間のイメージとも他分野の理系研究者の感覚とも異なる数学者の実像と思考法がうかがえるエッセイ。

【著者紹介】
河東泰之 : 東京大学大学院数理科学研究科教授。数学者。専門は作用素環論。1985年東京大学理学部数学科卒業。1987年同大学大学院理学系研究科修士課程修了。1989年カリフォルニア大学ロサンゼルス校数学科博士課程修了、Ph.D.取得。東京大学助手・講師・助教授を経て1999年より現職。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構客員上級科学研究員、理化学研究所客員主管研究員を兼任。2002年度日本数学会賞春季賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カッパ さん

    本文から 「これとこれにこういう関係があるのでは?」「えっ、どうして」「これとこれがこんな風に似ているから」「ああ、なるほど、ちょっと待って」(ノートに向かって30分考える。)「(黒板に向かって)こんな風にも考え られるのでは」「えっ、そうなの?」(1時間考え込む。「ああ、そうかもしれない。でもこんなこともあるのでは」「うーん。うちでもっと考えてみるから明日続きをやろう 」数学で重要なことは深く、長く考えることであり、相手の言うことにその場で反応するというようなことは全然重要ではない。

  • mit さん

    河東先生が数学の才能について書いたエッセイとなれば、数学が好きなら読みたくなるはず。

  • tuppo さん

    ちょっとでも気を抜いているとすぐに世界の誰かに出し抜かれてしまうかもしれない、というストレスを抱えながら研究している人たちはとても大変だと思うしそのような苦労に敬意を払うところではあるが私はそういう競争には向いていないと思う。自分がちょっと出遅れたら世界の誰かが同じテーマで先んじてしまうというのなら自分がいなくても科学の進歩に影響はないのではないか、と思ってしまう。私は自分の研究テーではたいてい自分がやらなければこの分野が停滞してしまうと思って研究している。

  • まねきねこ さん

    数学の授業と、試験とその採点について考えさせられた。何より、学生時代のあれやこれやを思い出して、数学っていいなと思った。次元が違いすぎるけど。

  • takao さん

    ふむ

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